小学校理科教材研修5年「もののとけ方」
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/31
科学教育グループ
令和6年12月26日(木)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修5年「もののとけ方」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標について考え、メスシリンダーなどの実験道具の使い方や安全指導について確認しました。
次に、単元の導入場面として、食塩が水にとけていく様子をじっくり観察し、「ものが水に溶けるとはどうなることだろうか。」など、単元全体の問題意識の醸成の重要性について考えました。
そして、「物が水にとけるには、限度があること。」「物が水に溶ける量は水の温度や量、溶ける物によって違うこと。」「水にとけた物を取り出すこと。」等について予備実験を行いながら学びました。
受講者からは、「微細な点まで様々な観点で教えていただき、ありがとうございました。子どもに考えさせながら、実際に実験させるための予備実験をしっかりやりたいと思います。安全第一に配慮します。」「問題解決の流れがよく分かりました。意識して単元の展開をしたいと思います。」などの感想が寄せられました。
教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。