小学校理科専科研修
- 公開日
- 2025/07/04
- 更新日
- 2025/07/04
科学教育グループ
令和7年6月30日(月)、堺市三国ヶ丘庁舎(共用会議所)において、小学校理科教専科研修を実施しました。
第1部は、「第2回小学校教科担任制推進に係る教員研修」を受講する理科教員も参加して行いました。教科担任制導入により見込まれる効果や授業の質と学習内容の理解度・定着度の向上等について話した後、理科の目標や理科における自律的な学びの展開について、グループワークも交えて考えました。
第2部では、5年「電流と電磁石」の単元の模擬授業を通して、児童の立場で実験をしながら、観察・実験や問題解決を柱とした授業づくりについて考えました。
受講者からは、「初めての理科専科で分からないことが多く、この研修はありがたかったです。小学校理科教材研修などにも積極的に参加したいです。」「実験をして、児童と同じ立場で考えることができて良かったです。自律的な学びについては、難しい点もあり、課題は残っていると実感しました。」「こどもたちが主体的に学ぶ授業にしたいと思いつつ、授業のコマ数と進度に追われ、理想とかけ離れていることも多いと反省しています。教師が常に己の授業力を上げなければならないと改めて考えさせられました。」などの感想がありました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちの科学的に問題解決する力を養っていきたいと考えています。