小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」
- 公開日
- 2024/01/22
- 更新日
- 2024/01/22
科学教育グループ
令和5年12月25日(月)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」を実施しました。
研修では、初めに、単元の導入の仕方の紹介、安全面の徹底、素材の教材化について考えました。
次に、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認しました。
そして、示温シールや示温インクなどを用いて、温度変化を可視化して、金属、水、空気のあたたまり方の違いについて確かめる実験を行いました。既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立てさせることや、結果と考察、まとめの違いについて意識して指導することが、子ども自らの問題解決活動を深めるポイントであることを確認することができました。
受講者からは、「この単元の押さえるべき内容が分かりました。1つの内容でもいろいろな実験があって、どの実験も子どもにさせたくなったほど、興味深かったです。」「洗剤のエマールを使って水の温まり方を調べる実験や段ボール内の空気の温まり方を調べる実験は、すぐに用意できるので授業でもやってみたいです。」「疑問をもたせる導入の工夫や結果から考察につなげる実験の仕方がよく分かりました。」などの感想が寄せられました。
教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。