小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/31
科学教育グループ
令和7年1月8日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)実験室において、小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」を実施しました。
まず、小学校学習指導要領における理科の目標や本単元にかかわる指導内容について確認し、単元構成について考えました。
次に、児童が電磁石について興味・関心をもったり、単元全体に関わる問題意識をもったりできる導入方法を知り、実際に児童の立場になって活動しました。
そして、永久磁石の性質を確かめたうえで、電磁石の極に関する実験したり、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験したりする中で、正確な実験には、コイルの巻き数、電流の強さなどの条件制御が必要不可欠であることを実感しました。
受講者からは、「子どもの興味を引きながら実験を続ける方法や実験の留意点などたくさん教えていただき、とてもありがたいです。」「磁場が発生して電磁石になることや電流の向きで極が変わることなど自分が実際に教えることの不安はありますが、帰ってから教えていただいたことを再度試したいと思います。」「子どもが興味をもちそうな強力電磁石や魚釣りゲーム、回転するコイルなど授業で役立つと思います。条件制御の意識を忘れずに指導します。」などの感想が寄せられました。
教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。