小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」
- 公開日
- 2024/08/16
- 更新日
- 2024/08/16
科学教育グループ
令和6年7月24日(水)、堺市教育センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」を実施しました。
はじめに、「とじこめた空気や水」の指導内容を確認しました。
次に、いろいろな大きさや形状のビニール袋などに空気を閉じ込めて押したり、飛ばしたりしました。子どもたちの興味・関心をかき立て、意欲的に発展的な学習ができるのかを考えるために、受講者の先生方は子ども目線で空気の弾性についての活動をしました。
そして、空気鉄砲、注射器を使った活動例、「水の弾性」についての実験をしました。それらの活動や実験を通して、子どもたちの思考が途切れることなく連続発展するためには、どのような点を留意すればよいのかを考えました。
受講者からは、「理科が好きな子どもがたくさんいますが、『学び』につながる『遊び』という点には自分の指導が至らなかったと思いました。体験活動を通して、本質的な学びを子どもたちにさせたいと改めて思いました。2学期の学習で、本日教えていただいたことを生かして授業づくりを考えます。」「専門的に理科の授業づくりを学べて、自分自身の学びが非常に深まりました。特に、子どもへどのような体験をさせるかは、しっかりと練っていきたいと思います。断片的ではなく、単元を通した授業づくりを大切にしたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。