先生の立ち位置
- 公開日
- 2023/06/19
- 更新日
- 2023/06/19
登南の対話的な学び
3年生の授業のようすです。先生は黒板の前にいるものだと思われがちですが、そうではありません。では、なぜこんなところに立っているのでしょうか?
子どもは発表するときに先生のことを意識し、先生に話してしまう傾向にあります。先生が前に立っていると、先生と子どもだけが対面し、先生と子どもの会話になってしまいます。先生としては、クラスのみんなに話して、それをクラスの全員で聴くことで対話的に学んでほしいですよね。
そこで、こんな風に先生があえて後ろに立ったり、教室の対角に立ったりすることで、友だちに対して話す状態にします。また、聴いている子どもたちに発表者の顔が見えるようになりますね。ちょっとした工夫ですが、子ども同士の対話を作り出すための教師のスキルだといえます。