堺市教育センター

第3回幼保小合同研修会

公開日
2025/09/12
更新日
2025/09/12

幼児教育グループ

 第3回幼保小合同研修会は、8月26・28・9月4日の3日に分けて、区別で実施しました。

 初めに幼児教育担当指導主事から、「堺市架け橋プログラムの動向」についての説明をしました。文部科学省の「遊びは学び 学びは遊び」の動画視聴も行いました。次に、架け橋連携グループや近隣の就学前教育・保育施設とのグループ交流を2つ行いました。グループ交流1では、「幼児期の学びを活かして国語科の授業を一緒に考えよう」というテーマで、「どんなおはなしができるかな」の単元につながりそうな就学前の遊びや活動、それらを踏まえた小学校での授業内容などについて話し合いました。グループ交流2では、グループごとに相互参観の振り返りや今後の予定など、自分たちでテーマを決めて話し合いました。

 就学前教育・保育施設の参加者からは、「実際の国語の単元を話し合うことで、園での遊びや生活が小学校以降の学びの芽につながっているということを改めて感じた。」「グループ交流では、一年生の姿を具体的に聞くことができ、他園の先生からは同じ課題についての工夫を聞き、とても参考になった。」「園によって取り組みは様々だが、就学に向けて同じ方向性で指導や援助できるようにしていきたい。」等の感想がありました。

 小学校の参加者からは、「こどもたちの『やってみたい』のヒントは、幼児教育の中にたくさん隠れているものだと感じた。」「幼児期の普段の生活や保育内容が小学校の学習に繋がっていることが見えてきた。」「幼児期の学びや主体性を、どのように就学後の教科や学びにつなげていけるか、より広げていけるかを考えていきたいと思った。」「各園で取り組まれていることが今回たくさん聞けた。今後の交流についての計画も少し進んだ。」等の感想がありました。