sky_00579.jpg

堺市教育センター

小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」

公開日
2025/04/25
更新日
2025/04/25

科学教育グループ

令和7年4月9日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」を実施しました。


まず、小学校学習指導要領解説 理科編から「こども主体の問題解決」の重要性について確認しました。

次に、導入において、こどもがどのようにして、「ものが燃えることと空気との関係」に着目した問題意識をもつのかを考えました。実際にキャンドルランタンのろうそくを燃やし、問題意識の醸成の工夫点について考えました。

そして、「ものが燃えることと、空気の入れ替わりや空気の通り道にはどんな関係があるのだろうか。」など、こどもが見いだす問題についての検証実験を行いました。

また、火気を扱う危険な活動や実験が多いので、実験しながら安全上の注意点についても考えました。


受講者からは、「研修を受けてよかったです。こどもが考えるだろうこと、大切にすべきこと、注意しなければならないこと等がはっきりしました。明日から安心して実験に取り組めます。」「予備実験を一人で春休みにしましたが、本当に大丈夫? と不安いっぱいでした。皆さんと一緒に実験することで楽しさを実感でき、こどもに伝えたいと思えることがたくさんありました。研修中、全てが学びになりました。」「教員1年目で理科の専科ということで不安に思っていましたが、安全に実験を行うために、どのようにしたらよいのかが分かりました。気体検知管の使い方も不安でしたが、何度か試すことができ、自信をもって指導できると思います。楽しかったです。」などの感想がありました。


教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

  • 研修の様子
  • 研修の様子

研修の様子

研修の様子