小学校理科教材研修3年「ものと重さ」
- 公開日
- 2025/02/17
- 更新日
- 2025/03/07
科学教育グループ
令和7年2月7日(金)、堺市教育センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修3年「ものと重さ」を実施しました。
最初に、学習指導要領の目標や本単元の指導内容、単元構成について確認しました。特に3年生の児童が問題解決を主体的に行うには、導入で「ものの重さ」について興味や関心をもって活動し、単元全体の「問題意識」をしっかりもつことが重要であることを理解しました。
次に、導入として、お道具箱の中にある文房具の重さ比べ、材質の違う缶や形の違う粘土などの重さ比べ、野菜や果物の重さ比べを紹介し、実際に活動しました。
そして、粘土や紙、アルミホイルなどを使って、「ものは形が変わっても重さは変わらないこと」をとらえる実験、物の重さ比較実験セットなどを使って「ものによって同体積の重さが違うことがあること」をとらえる実験を、実際に子どもの立場になって行いました。
受講者からは、「今日の研修は、自分自身が楽しかったです。この楽しさを子どもたちにも感じてもらえるように授業づくりをしていきたいと思います。」「子どもの活動と思考が連続発展する授業が大事だと改めて感じました。」「今日研修に来て本当に良かったです。来ているか来ていないかで授業の質が大きく変わっていると思いました。」などの感想がありました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に問題解決する力を養っていきたいと考えています。