わかる板書15~こえのおおきさ~
- 公開日
- 2025/10/22
- 更新日
- 2025/10/22
わかる板書
1年生の板書のとなりにこんな掲示物がありました。教室での声の大きさを調節することは1年生にとってはとても難しいことですが,低学年のうちに育てたい力でもあります。ペアで話し合うとき,グループで話し合うとき,クラスみんなで話し合うときなど,さまざまな場面ごとにこの「こえのおおきさ」を使って,どれがふさわしいかをこどもと考えるのです。
この日の学習は,4人グループでの話し合い活動だったので,先生が「どれがいい?」と聞くと,「うさぎ」と「ライオン」という意見がありました。ライオンの声では他のグループに声が聞こえてしまうということで,「うさぎ」にすることになりました。
こんな丁寧なやりとりの繰り返しで,こどもたちに声量を調整する力がついてくるのですね。