堺市教育センター

令和8年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(1)

公開日
2026/10/27
更新日
2026/10/27

幼児教育グループ

7月15日(水)堺市立白鷺幼稚園

■研究テーマ

 遊びから学びへとつながる保育の在り方を探る ~3・4・5歳児の発達の連続性から考える~

■公開 3歳児クラス 

    指導助言 大阪総合保育大学 高田昭夫教授

 

 園庭には、水や絵の具の感触を存分に楽しめる環境が整えられており、こどもたちは興味をもった遊びに繰り返し関わっていました。色水を流したり移し替えたり、混ぜ合わせたりしながら、水の流れや色の変化に興味をもち、「もう一回」「次は○色」と試したり確かめたりする姿が見られました。また、透明なアクリルボードに絵の具を塗り広げたり、自分たちでつくった水鉄砲などで水をかけて絵の具を流したりしながら、水や絵の具の感触を存分に味わっていました。全身を使ってダイナミックに遊ぶ中で心を開放し、水や絵の具の変化や面白さを感じながら、夢中になって遊ぶ姿が見られました。

 保育後には、グループに分かれてこどもの姿や遊びの中での学びについて交流しました。これまでの4・5歳児の水や泥、泡遊びでの姿についても共有し、発達の連続性を意識しながら討議を行いました。

 最後に、大阪総合保育大学 高田 昭夫 教授から、こどもが思わずやってみたくなる教材や環境が工夫されていたことにより、一人ひとりが主体的に遊びに関わり、夢中になって遊ぶ姿が見られたこと、また、教師がこどもの姿を丁寧に受け止め、認めながら関わりを重ねていることが、安心して遊びに取り組む姿につながっているとのお話がありました  

 参加者からは、「こどもの気付きから準備物を変えたり、こどもの発言にすぐ答えるのではなく、問いで返し、考えてこどもが自分で答えを言えるようにしたり、こどもの学びを育む保育者の動きが見えて学びになった。」「こどもの育ちを信じて大人はあくまでも後押しする存在ということが印象に残った。こどもとの関わりの中で大切にしていきたいと思った。」「『小学校へのつながり』という点で、今日のように小学校教員も保育を見て、一緒に話し合う機会が大切だと思った。」等の感想がありました。