科学教育研修「小学校理科と個別最適な学び・協働的な学び」
- 公開日
- 2025/03/25
- 更新日
- 2025/03/25
科学教育グループ
令和7年2月12日(水)、ソフィア・堺において、科学教育研修「小学校理科と個別最適な学び・協働的な学び」を実施しました。本研修では、十文字学園女子大学教育人文学部児童教育学科の塚田教授、および筑波大学附属小学校の辻教諭を講師としてお招きしました。
第1部では、本市の初等教育研究会理科部会の各学年グループによる理科授業の実践発表を行いました。
第2部では、第1部での発表について、講師の先生方から指導助言をいただきました。また、「小学校理科と個別最適な学び・協働的な学び~堺市『学びのコンパス』の趣旨に基づく授業づくり~」というテーマで、塚田教授による講演がありました。
国の最新の情報を踏まえ、堺市「学びのコンパス」と理科教育で大切にしたい点のつながりや、こども一人ひとりが主体的に取り組む授業、「個別最適な学び」「協働的な学び」を意識した授業について説明いただき、理科の授業をタイプごとに整理する等、こども一人ひとりが自ら学びを進めていくための手立てについて、話をしていただきました。
参加した先生方の振り返りアンケートでは、「具体的な事例を出してくださったので、とても興味深かったです。」「各学年の実践に対するご助言からも、今の理科教育に求められていることがよくわかりました。自分の授業を見つめ直す良い機会になりました。」「問題解決学習があって、探究活動がいきていくと感じました。」といった感想がありました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。