令和7年5月16日（金）、堺市教育センターにおいて、中学校理科スキルアップ研修「生物探究（植物としての野菜を観る）」を実施しました。

最初に、四天王寺大学の井村有里先生より、小学校から大学までの植物の単元の系統性について教えていただきました。

続いて、ブロッコリーや小松菜の葉のつき方を観察し、葉が茎頂分裂組織のまわりに規則的に形成されていくことを理解しました。

最後に、双眼実体顕微鏡を使って、ブロッコリーの花芽を観察しました。

受講者からは、「食べ物として野菜を見ていたので、見方が変わりました。」「身近なものを教材として利用し、既習事項や既有体験と結びつける授業展開を見出すことができました。」「夢中になって取り組ませていただきました。同じように、こどもたちが夢中になれるような授業をしたいと思います。」などの感想がありました。

教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。