探究的な学び32~ファシリテーター~
- 公開日
- 2025/09/04
- 更新日
- 2025/09/04
登南の探究的な学び
2年生の算数です。3つの数のたし算の計算のしかたを考えています。7+12+8の計算のしかたを考え、交流している場面です。まず、前から順番に計算する考え方が発表されます。次に、12+8を先に計算する考え方を発表するこどもがいました。でも、みんなに伝わったかどうかはわかりません。
そこで、先生はすかさず、「今○○さんがいったこと、お隣さんに説明してみて!」といいました。その後、みんなに説明してくれるこどもたち。こどもたちの言葉でみんなの納得感が増していきます。
それを先生は、今度は「なんで12+8を先にしたの?」と聞きます。こどもたちは「12+8=20でぴったりになるから」と答えます。
先生は、こどもたちの意見を引き出し、こどもたちの言葉で互いの説明を補いあったり、考えの整理・要約をしたり、合意形成を図ったりとファシリテーターの役割を果たしています。こどもが自ら学びを進めていけるように、先を読みながら支援しているのですね。
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