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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」

令和3年11月10日(水)、12日(金)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」を実施しました。

はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や5年生として大切にされている「条件制御」という考え方、「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する」という問題解決の力、エネルギー領域での量的、関係的な見方について確認しました。
次に、自然事象の見せ方、導入の仕方を紹介した後、児童の立場に立って実験を行い、結果の共有方法についても研修しました。

受講者からは、「導入と実験の仕方がとてもよく分かりました」「一人で考えても絶対に分からないポイントや実験方法など、たくさん知ることができました」「児童の気持ちになって活動できたので、注意することがとてもよく分かりました」「児童がワクワクするような理科をできるだけ頑張ります」「この単元が何の役に立っているのかを伝えられそうで助かりました」などの感想が寄せられました。

教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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中学校理科スキルアップ研修・科学教育研修「顕微鏡観察による探究心の向上」

令和3年11月4日(木)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、中学校理科スキルアップ研修・科学教育研修「顕微鏡観察による探究心の向上」を実施しました。
まず、顕微鏡観察によって生徒の探究心を向上させるためには、観察したことから発生する疑問を解決していく土台となる顕微鏡観察の技能を身につけることが大切であることを確認しました。
次に、受講者が双眼実体顕微鏡を使って、食塩とミョウバンの結晶を実際に観察し、メダカの卵や火山灰の観察、植物の維管束の観察方法についても学びました。
さらに、光学顕微鏡を使用して花粉や胞子、プランクトンなどを観察しました。大阪府教育センターにもご協力を頂き、実際に様々な微生物の観察をすることができました。
実習を通して、教科書や指導書を読むだけでは分からない、顕微鏡観察のコツやつまずきやすいポイントを学ぶことができました。
受講者からは、「微生物とその培養の方法が非常に参考になりました。」「初めてボルボックスを観察することができて感動しました。子どもたちにも観察させたいと思いました。」「つくしの胞子を、あんなに簡単に見ることができるのであれば、生徒に見せてあげればよかったと思いました。」などの感想が寄せられました。

教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。

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令和3年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育

 堺市立幼稚園(研究実践園)で公開保育を行いました。公民園種問わず、また、小学校からも多くの先生方がご参加くださいました。実際の保育を通じて、互いの取組について語り合い、つながる場として、研究が深まればと考えています。討議会では、専門家より指導助言をいただき、講評や講演を行っていただきました。各園の取組を順番に紹介していきます。    

令和3年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(1)

 10月26日(火)堺市立白鷺幼稚園
〈研究テーマ〉
■小学校以降につながる学びの芽をみとる  
 〜3・4・5歳児の発達と学びの連続性をふまえて〜
■公開 5歳児クラス
 指導助言 大阪教育大学 中橋 美穂 教授 

 幼児がもつイメージを大切にしながら、子どもたちどうしで考えを出し合い、遊びを広げていくための環境構成や援助について、交流を深めました。中橋教授より、環境を通して行う教育や自己有能感をはぐくむ大切さについて、ご助言をいただきました。参加者からは、「子どもたちが、たくさんの素材を選んで試行錯誤できる環境構成が勉強になった」「担任の声かけなど、とても参考になった」と感想がありました。 

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令和3年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(2)

 10月27日(水)堺市立みはら大地幼稚園 
〈研究テーマ〉
■育ちや学びにつながる、3・4・5歳の遊びや生活の
あり方を探る〜(1年次)
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた、
幼児の育ちや学びの見とり〜
■公開 5歳児2クラス
 指導助言 常磐会短期大学 中村 妙子 准教授
 ※当日は、幼児教育センター指導主事が指導助言

 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の視点から、本時の活動において、どのような子どもの学びを見ることができたか、保育者はどのようなかかわりを行うかなど、意見交流しました。指導主事からは、教育課程に基づくねらいと保育のあり方について、助言がありました。参加者からは、「主体的に遊ぶ子どもの姿を見ることができた」「グループワークを取り入れた研修方法を自園で活用したい」と感想がありました。 

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令和3年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(3)

 10月29日(金)堺市立津久野幼稚園 
〈研究テーマ〉
■一人ひとりに寄り添い主体的に育ちあう保育のあり方
 〜細やかな見取りの共有化によって〜
■公開 3・4・5歳児クラス
 指導助言 一般財団法人発達支援ルームまなび理事 
 笘廣 みさき 先生  

 幼児が主体性を発揮しながら、生活や遊びを展開するための環境づくりや援助、保育計画について、年齢ごとにわかれて意見交流を行いました。苫廣先生より、子どもの特性に応じた支援のあり方と幼児期の教育について、ご助言をいただきました。参加者からは、「就学前の学びの重要性をあらためて確認することができた」「室内の環境づくりなど、自園で取り入れてみたい」と感想がありました。 

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令和3年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(4)

 11月1日(月)堺市立三国丘幼稚園
〈研究テーマ〉
■主体的に遊びや生活に向かう幼児をめざして
 〜一人ひとりの思いをつなぐ環境構成を考える〜
■公開 3・4・5歳児クラス
 指導助言 奈良教育大学 横山 真貴子 教授

 園庭にて、3・4・5歳児合同の公開保育を行いました。幼児一人ひとりの思いを叶え、明日につなぐ保育として自発活動に見られる子どもの姿と環境構成について、意見交流しました。横山教授より、子どもに本来備わる「学びとって成長していこうとする力」や自発活動の意義や遊びの見方について、ご助言をいただきました。参加者からは、「園庭での遊びの工夫が、さまざまなところにされていて、勉強になった」「子どもの思いに寄り添い、一緒に実現させていく援助について、考えることができた」と感想がありました。

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こどもの発達と造形活動 つくって遊べるおもちゃ作り

 11月9日(火)、オンラインにて、幼児教育研修を開催しました。同志社女子大学の竹井史教授にご指導いただき、こどもの絵の世界や用具(はさみ)の扱いをふまえた手作りおもちゃの事例をたくさん教えていただきました。
 お話の冒頭には、「表現」はすべてのこどもの感性を豊かにするためであり、こどもは日常生活において、体験したり触れたりしながら対象への興味を働かせ、知識を得たり本質を知ったりするとして、「感性と知性は連動する」とのお話をいただきました。
 保育者は、こどもが描き、表現する背景にどんな世界が広がっているのかを知り、こどもの表現したい世界に対してどのような援助や環境づくりができるかが大切であるとご教示いただきました。
 おもちゃ作りでは、はさみを使った造形活動として、思わず笑いが起きるようなアイデアをご紹介いただき、参加者からも「こどもが活動したことが喜びのある意味のあることにつながる具体例を教えていただき、造形表現における保育のイメージを広げることができた」との感想がありました。
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よりよい保育のための幼児理解

 10月15日(金)、オンラインにて、幼児教育研修を開催しました。常磐会短期大学のト田真一郎教授にご指導いただき、人権教育・支援教育の観点を踏まえた幼児理解とクラス集団づくりについて、事例を交えながら、ご講義いただきました。「クラス集団は育てるもの」とのお話があり、一人ひとりが安心して過ごす生活を基盤にした集団づくりについて、学ぶことができました。
 また、クラス集団づくりとカリキュラムマネジメントの視点から、指導計画の作成にあたって留意するポイントとして、「子どもの現実を捉えた保育課題の明確化」→「ねらいの明確化」→「活動計画」→「保育者の関わりの検討」といったプロセスを大事にすることで、保育や援助の効果が高まるとご示唆いただきました。参加者からは、「幼児理解を基本とする保育者の援助において、子どもの姿をより深く理解する視点をもつことができた」「教えていただいた視点を学級運営に活かしたい」との感想がありました。
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第2回幼児教育実践交流セミナー

 10月28日(木)堺市教育センターにて、「令和3年度 第2回幼児教育実践交流セミナー」を開催しました。今回は、各園から持ち寄った事例について、グループごとに検討や分析を行い、実践に役立つ事例集の作成に向けて、「どうすれば保育で大切にしたいポイントをわかりやすく伝えることができるか」など、意見交流を行いました。どのグループも活発な意見交流がなされ、改善策が提案されました。全体交流では、どんな話合いが進んだのか意見を出し合うことで、事例集作成にあたって留意したい視点が増え、次回の事例検討、分析につながる交流報告となりました。
 第2回の指導助言として、常磐会短期大学の中村妙子准教授より、メンターとしての評価につながる講評や若手保育者が育つための心構えとして傾聴することの大切さなどを教えてもらい、自らの資質・能力を高めるためのお話をしていただきました。
 第3回は、事例集の完成に向けて取り組みます。
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第73回堺市学校理科展覧会 堺星空館展示について

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 令和3年度 第73回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物13,107点が出品されました。出品作品の中から優れた作品45点を優秀賞とし、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。
 出品作品の中から、特に天文分野に優れている3作品は、ソフィア・堺2階堺星空館に一年間展示されています。プラネタリウムを観覧する際は、是非ご覧ください。

第3回堺サイエンスクラブを実施しました

令和3年10月16日(土)堺市立堺高等学校において、第3回活動として、科学体験に参加しました。

参加者を3グループに分け、金属加工、ロボット体験、プログラミング体験をしました。金属加工では、銅板を亜鉛メッキした後合金(黄銅)をつくり、赤褐色の銅が銀色、金色と変化する様子を観察しました。ロボット体験では、堺高等学校で材料から手作りされて作製した様々なロボットの迫力のある動きを見たり、実際にロボットに触れたりしました。プログラミング体験では、調べた地点を一定時間ごとに地図上で移動するというプログラミングをしました。
初めてのことで戸惑うこともありましたが、堺高等学校の生徒の皆さんや先生方から丁寧なご指導をいただき、全員が科学体験を成功させ、科学への興味関心を高めることができました。また、初めて集合して活動しましたが、他のサイエンスクラブ生とも協力して楽しく活動を終えることができました。

このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。

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第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<産経新聞社賞>

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<産経新聞社賞>…環境に関する作品の中で最も優れたもの
「『まぼろし色』のチョウって知ってますか?私、見たいんです!一緒に見てみませんか?」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立八下中学校 3年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)絵本を読んだことをきっかけに、モンシロチョウにはまぼろし色のチョウがいるらしいと知りました。私も実際に見てみたいと思い、工夫をしてまぼろし色のチョウを見ることができました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<朝日新聞社賞>

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<朝日新聞社賞>…最も創意工夫に富み独創的な作品
「西洋朝顔を人工授粉させ、変化朝顔の『出物』を作る 花粉管の伸びる様子を顕微鏡で観察する」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立赤坂台中学校 1年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)セイヨウアサガオを人工授粉させ、変化朝顔の「出物(変化が激しいが種子が取れないタイプ)」をつくりました。花粉管の伸びる様子や朝顔の開花と明暗についても調べ、考察しました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<読売新聞社賞>

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<読売新聞社賞>…研究物の中で最も優れたもの
「国立競技場の座席配色からわかる視覚効果について−東京オリンピックの開会式を見て−」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立東百舌鳥中学校 1年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)東京オリンピックの開会式を見て、無観客の競技場の座席にぎっしりと観客が入っているように見えたことに驚き、座席の配色による視覚効果がもたらす錯覚が及ぼす影響について調べました。色数、明度、彩度、トーンの比率と配置の違いなど、様々な条件下での見え方について検証し、錯覚という現象と視覚から認知に至る仕組みについて考察しました。

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