令和7年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(5)
- 公開日
- 2025/12/19
- 更新日
- 2025/12/19
幼児教育グループ
11月13日(木)堺市立津久野幼稚園
■研究テーマ
「やってみよう」心動かし主体的に活動するこどもをめざして
~幼児理解と環境づくり~
■公開 3・4・5歳児クラス
指導助言 大阪大谷大学 山本 将之准教授
第75回造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会大阪大会が行われ、公開保育を行いました。3歳児は「こなしお絵の具で遊ぼう!」、4歳児は「土粘土で遊ぼう!」、5歳児は「自然物と粘土を使って遊ぼう」と、こどもたちが自分なりの表現を楽しみながら伸び伸びと遊ぶ様子が見られました。全体会では、各担任からこれまでの保育の経過やこどもの姿の見取りを踏まえ、本時の保育の中でどのようなことをねらい、環境構成や援助を行ったのかなどについて話がありました。その後、グループ討議では、こどもたちの主体的な姿や、主体性を引き出すための先生の関わりや環境構成など、それぞれ感じたことを出し合い、活発な意見交換となりました。最後に、大阪大谷大学 山本将之准教授から本日のこどもの姿や、保育に取り組む教師について様々な観点から指導助言や講話がありました。
園内にはこどもたちの壁面作品や絵画、堺市立幼稚園の先生方が協力して作成した各園の造形遊びの様子をまとめたドキュメンテーションなども展示され、多くの参加者の皆さんが熱心にご覧になられていました。
参加者からは、「こどもたちがやってみようと思える環境やタイミングの良い援助があり、大変勉強になった。」「自分たちの作品をゆっくり見合う時間を確保し、その後、友達の作品について発表する流れが参考になった。」「教材研究がとても細やかで自園に持ち帰って実践したいことばかりだった。」「どの保育にもこどもたちの『もっとやりたい』が詰まっていた。」等の感想がありました。