小学校理科教材研修6年「月と太陽」
- 公開日
- 2025/10/15
- 更新日
- 2025/10/15
科学教育グループ
令和7年9月24日(水)ソフィア・堺4階実験室と2階プラネタリウム(堺星空館)において、小学校理科教材研修6年「月と太陽」を行いました。
前半は、理科の目標や「月と太陽」の単元のねらいや構想について学んだ後、月の形の見え方と太陽の位置関係を観察するモデル実験を行いました。また、手作りの月の満ち欠けを測定する器具やICTを活用して、本単元のねらいを達成するための指導の工夫について学びました。
後半は、堺星空館の職員から、9月末から11月にかけて、学校で行う観察のタイミングや月の満ち欠けについてプラネタリウムで投影しながら研修しました。月の満ち欠けや、月の見える位置がずれていく理由を、プラネタリウムの投影を通して実感することができました。
受講者から、「とても勉強になりました。地学関係は実験が難しく、天気に左右されることも多いので苦手でしたが、ぜひ、やってみたいと思えるようになりました。プラネタで研修を受けたのも良かったです。」「月の見え方などについて、どうこどもたちに教えていくか、イメージすることができました。実際に発泡スチロール球を月に見立て、月と太陽の位置関係が月の見え方にどう関係するのか、こどもたちと確認しながら授業を進めることで、理解が深まることを実感できました。」などの声がありました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。