小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」
- 公開日
- 2025/09/29
- 更新日
- 2025/09/29
科学教育グループ
令和7年7月24日(木)、堺市教育センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」を実施しました。
はじめに、「とじこめた空気や水」の指導内容を確認しました。
次に、色々な大きさや形状のビニール袋などに空気を閉じ込めて押したり、飛ばしたりしました。受講者の先生方は、こどもたちの興味・関心をかき立て、意欲的に発展的な学習ができるのかを考えながら、こども目線で空気の弾性についての活動をしました。
そして、空気鉄砲、注射器を使った活動や、「水の弾性」についての実験をしました。それらの活動や実験を通して、こどもたちの思考が途切れることなく連続発展するためには、どのような点に留意すればよいのかを考えました。
受講者からは、「この単元に限らず、実際に活動することで、やってみないと分からない気づきがたくさんあった。児童の視点に立って教材づくりを行うことは、改めて大切であることを学びました。」「『こどもと先生の目的が違ってはいないか』、『活動が学びにつながっているのか』を考えながら、今日教えていただいた『閉じ込めた見えない空気の体積』をしっかり意識して授業を計画したいと思います。」「4年の理科を教えるのが初めてなので、授業のイメージを持てて良かった。授業のポイントやこどもに身につけてほしい力を分かりやすく教えてもらったので、学年の先生にも伝えていこうと思います。」などの感想が寄せられました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、こどもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。