第3回堺サイエンスクラブを実施しました
- 公開日
- 2025/07/02
- 更新日
- 2025/07/02
科学教育グループ
令和7年6月14日(土)堺高等学校において、サイエンス研究部の高校生に自由研究のテーマ設定から発表までの流れを説明してもらいました。
まず、高校生の実際の課題研究「堺高校の挑戦 グリーンカーテンの有用性」と「芦ヶ池水路の水質浄化」の2つの発表を聞きました。テーマ設定から、動機、準備、結果、考察までの流れを非常にわかりやすくプレゼンしてもらいました。結果を表にまとめて比べることで、人に伝わりやすい発表になることも学びました。また、疑問をもち、高校生に質問をするサイエンスクラブ生もいました。
次に、4つの科学体験を行いました。フリーズドライ装置の中で、真空中の常温の水が沸騰する様子を観察したり、フリーズドライしたウミホタルに水を加えて発光する様子を観察したり、放物凹面鏡によりオブジェが浮き上がって見える不思議を体験したり、ゴム板をはがそうとしてもはがれない大気圧を感じる体験をしたりしました。なぜ、そういう現象が起きるのか。その理由を考えたり、調べたりしてみましょう。
最後に、サイエンスクラブ生と保護者、高校生が紙飛行機を作り、飛行距離を競い合いました。サイエンスクラブ生全員が、どうしたら紙飛行を遠くまで飛ばすことができるかについて、試行錯誤を繰り返しながら探究していました。
次回は、いよいよ自由研究テーマの決定です。これまでの活動を生かしながら、自分が本当に調べてみたいテーマ選びができるように、次回の活動までに考えてきてほしいと思います。
このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。