令和7年度は、昨年度に引き続き「ちょこっと公開保育」の実施や、新たに園内研修の公開などを実施していただき、施設種別に関係なく、横のつながりを深めながら学び合っていきたいと考えています。

　5月29日（木）には、第1回の幼児教育実践交流セミナーが行われました。はじめに、担当指導主事から今年度のセミナーの内容について説明がありました。それからドキュメンテーションを基に「ちょこっと公開保育」の報告がありました。そのあと、小グループに分かれて特別支援・不適切保育・外国にルーツがある幼児への支援等に関する園内研修の情報交換を行いました。各園で取り組んでいる内容やこれまで経験してきた研修などを伝え合い、活発な話し合いになりました。

　最後に、大阪常磐会大学短期大学部の中村妙子教授から「『まめまめくん』みんなとちがうからこそできることがある」と題して、ご講話いただきました。

　参加者からは、「園内研修についての情報交換を他園の先生方と行うことで、毎月公開保育を行っているなど園内研修の内容を知ることができ参考になった。自園でも取り入れていきたい。」「中村妙子先生のご講演では、あらためて『一人ひとりを大切にした保育』を心がけていきたいと感じた。」「保育教諭として、こども一人ひとりがいきいきとした表情で楽しんで生活できるように関わっていきたい。」「一年前に研修を受けたときから、自分自身を含め参加している方々の表情や研修に対する姿勢が変わったように感じた。グループワークではこれまでより、中身の濃い内容で話し合うことができるようになった。自分自身も含めて、自園に対する思いや保育に対する考え方が変化してきているように感じた。」などの感想がありました。