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堺市教育センター

第1回幼保小合同研修会

公開日
2025/05/27
更新日
2025/05/27

幼児教育グループ

 5月19日(月曜)、堺市立勤労者総合福祉センター(サンスクエア堺)ホールで、國學院大学 教授 吉永 安里氏をお迎えし、「架け橋期の教育・保育の円滑な接続に向けて~こどもの育ちと学びをつなぐために大切にしたいこと~」と題してご講話いただきました。今回は、各学校園の管理職の方を中心に、小学校85校93名と就学前教育・保育施設の166園178名の方が参加されました。

 数多くの事例をご紹介いただきながら、幼児期での学びに向かう力が小学校での主体的な学びの実現に繋がっていくこと等を教えていただきました。堺市では、本年度より全小学校と連携を希望する就学前教育・保育施設とで架け橋連携グループをつくり、架け橋期の教育・保育の充実に向け取組を行います。その架け橋連携グループでの顔合わせや打合せも行いました。

 就学前教育・保育施設の参加者からは、「幼児期の遊びや主体的な活動が、その後の学びの基盤となることを学んだ。今後はこどもたちの『やってみたい』という気持ちを引き出しながら、小学校での学びへと自然に移行できるような関わりを意識していきたい。」「吉永先生から事例を元にお話しいただき、とてもわかりやすく、園でも取り組めそうなことがたくさんあり参考になった。」「小学校と話して、オープンスクールや運動会などを観に来てくださいと言われて、ぜひこどもたちの様子を観に行きたいと思う。」等の感想がありました。

 小学校の参加者からは、「講演を聞く中で、あらためてもっと小学校側が就学前教育・保育施設で取り組んでいることやこどもたちの様子(活動や資質・能力)を知らないといけないと思った。管理職として、なんとか機会を創出したい。」「今後の幼保小連携の活動内容を検討する際に今回の研修での学びを活かしたい。特に生活科の内容については再検討する材料にしたい。」「幼稚園やこども園との交流を教育課程に取り入れ、計画的に連携を進めていきたい。」等の感想がありました。