今月の絵本です。宮沢賢治・作　柚木沙弥朗・絵　ミキハウス・刊の紹介です。宮沢賢治のこの作品は，宮沢賢治の代表作となっていますが，実は作品として書いていたのではなく，結核で亡くなる２年前（昭和６年）にメモとしてまた苦しい闘病生活のさなかの「祈り」として書き記していたものです。この頃がとっても苦しかったと言われています（享年３７歳）。この作品（祈り）は，賢治の弟の清六によると，「後半が大事だ」だそうです。おそらく皆さん，最初の部分しか知らないと思います。ゆっくり全文を紹介していこうと思います。
　
　※ミキハウス株式会社様よりHP掲載の許可をいただいております。
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