堺市立三国丘中学校

今日の一言 1月10日 生きるとは?

公開日
2024/01/10
更新日
2024/01/10

校長雑感 一隅を照らす

人間において生きるとは、
ただ単に生き永らえる事ではない。
人間において生きるとは、
何のためにこの命を使うか、

この命をどう生かすかということである。

命を生かすとは、
何かに命をかけるということである。


だから生きるとは命をかけるという事だ。
命の最高のよろこびは、
命をかけても惜しくない程の対象と
出会うことにある。
その時こそ、
命は最も充実した生のよろこびを味わい、
激しくも美しく燃え上がるのである。

君は何に命をかけるか。
君は何のためになら死ぬことができるか。

この問いに答えることが、
生きるということであり、
この問いに答えることが、人生である

芳村思風


*** *** ***

改めて、この詩を読んで活力が湧いてきました。

「命をかけても惜しくない程の対象と出会う」

中3の子たちは、目前に迫る受験に向かって一心不乱に取り組んでいます。
中学校の3年間をどんな思いで過ごしてきたのでしょうか?

君たちは、「命をかけても惜しくない程の対象と出会う」ことができただろうか?
私たち大人は、子どもたちに「出会う」ことができる機会を与えることができていただろうか?

生きることを実感できる環境を用意してあげなさい・・と、この詩は私に訴えかけているように感じました。