昨日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
1・17。あれから28年。
忘れることなく,語り継いでいきたいと思います。
みなさん,おはようございます。
今日は1月16日、明日は17日です。去年もお話ししましたが大切な内容なので今年もお話しさせていただきます。
それは阪神淡路大震災についてです。1995年1月17日,お隣の神戸などを中心に震度7の激震が起こり、大変な被害が町中に出ました。その犠牲者は6,434人にも達しました。あれから明日で28年目を迎えます。
このことは1・17として今も語り継がれていますが、年々その記憶も風化しつつありあります。
みなさんにとっても生まれるはるか前の出来事ですので,どの位の地震が起こったかイメージしにくいと思います。そこで当時の写真を何枚か用意しました。
みなさんは太井方面にある第二阪和の高速道路は知っていますよね。あの高速道路が倒れることってイメージできますか?
それが阪神淡路大震災ではこのようになりました。信じられますか。現実ですよ。
もちろん建物も一緒です。大きなビルがこの有様です。
また、先日同じ太井地区で火事があったときも大騒ぎになりましたね。一つの工場が燃えたようですが阪神淡路大震災では町中に火災が発生しました。
それがこれです。
学校の体育館が非常時には避難所になることはみんな知っていますね。台風や大雨で非難されることもありますが、年に一家族あるかないかです。
阪神淡路大震災当日はこんな様子です。
この阪神淡路大震災がきっかけで,耐震工事(本校も施工されています。)や備蓄倉庫の設置がはじまり,各家庭でも家具などの転倒防止グッズ,緊急非難セットなどを常備するようになりました。また,「ボランティア」という活動が日本に根付いたのも阪神淡路大震災からといわれています。
今日,明日はテレビなどで必ずニュースが流れます。どの番組でも構いませんので関連のニュースをぜひ見て下さい。そして,私たち一人一人がこんな身近に起こった大災害を忘れず,防災意識をさらに高めてもらいたいと思います。
最後に,みんなで改めて犠牲になられた方々へ黙とうを行い,哀悼の意を捧げたいと思います。ご協力ください。
黙とう。