令和6年12月
- 公開日
- 2025/02/28
- 更新日
- 2025/02/28
校長室より
師走の声が聞こえはじめ、今年も残すところ1月となりました。陰暦では師走と書きますが、今年は本
校の先生方は、字のごとく例年になく多用な師走になりそうです。赤坂台学校群のまとめや特徴ある展開
をしている総合的な学習のこと等、新たに今年度始めたことの仕上げをする 3 学期に向けての計画や、場
所も形態も変え6年生の主体的活動を取り入れた修学旅行の実施等を予定しているからです。
話は変わって、今年の秋はとても短く感じますが、朝、駅を降りてから赤道を歩いて通勤する時間は、
私にとって唯一秋を感じる時間です。地域の方々が熱い日も寒い日も丹精を込めて整備していただいてい
るおかげですが、赤色・黄色・茶色に輝く木々の紅葉は勿論、常緑樹の緑とのコントラストは大変すばら
しいです。学校の南端付近(T 字路のところ)から新檜尾公園をみると奥行きの広がりも感じながら紅葉
を楽しめる絶景スポットの一つとして、毎朝立ち止まり日々変化する秋の風景を楽しみ、私の心の癒しと
なっています。
秋を英語でいうとイギリス英語は autumn、アメリカ英語は fall と皆さん中学校時代に習った記憶があ
ると思います。拙い私の話で恐縮ですが、単語は短い方が覚え易いと思い、いつも秋といえば「fall」と綴
っていました。ふと中学校3年の時に何故、動詞の「落ちる」の意味の「fall」と名詞の「秋」の意味の
「fall」が一緒なのか疑問に感じました。今ならインターネット検索で瞬時にわかるのでしょうが、当時百
科事典や辞書全盛期の時代、友人と英語教員に聞きに行ったら「自分たちで調べてみよう!」と一蹴さ
れ、図書館で調べたりしましたがよくわからなく、結局当時英語教室に通っていた友人がその教室の米国
人に聞いたら「fall of the leaf」から誕生したと聞き、すごく納得しました。ちなみに「autumn」
はそもそも収穫期の意だそうです。毎年秋が来るたびに、この懐かしい記憶が蘇ります。
保護者の皆様、地域の皆様、少し早いですが、今年も本校の教育に対してご協力・ご支援賜りまして
ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。