堺市教育委員会事務局の粟井教育長から「令和5年度からの学校生活に向けて」メッセージが届きましたのでお知らせします。
令和5年度からの学校生活に向けて
令和2年の2月末から、堺市立 すべての学校と幼稚園が 臨時休業と なりました。
令和2年度が始まり、学校や幼稚園が休みのまま3ヶ月近くがたち、6月1日から分散登校・登園 が始まりました。 大きな混乱の中でのスタートでした。
それから3年がた とうとしています。
この3年間、学校行事がなくなったり、方法を変えたりと、我慢や混乱が多い日常でした。
しかし、徐々にその生活も元にもど りつつあります。
4月1日から、学校生活においてのマスクの取扱いが変わりました。
マスクをつけるかつけないかは、みなさんそれぞれ個人の判断に委ねられます。そして、 その意思は尊重さ れなければなりません。
新型コロナウイルスは、風邪やインフルエンザのように、換気や手洗い、規則正しい生活を送ること など の対策が予防に有効だということもわかっています。
これからの学校生活を元気に過ごせるよう、これらの対策を今後も続けてほしいと思います。
幼児児童生徒のみなさんへ
学校園では、マスクをつけ ることもつけないことも、誰にも強制されることはありません。
暑い日や運動するときにマスクをつけていると、 体調が悪くなることがありますので、はずすようにしましょう。
保護者のみなさまへ
日々のお子さまの健康管理や感染症対策にご尽力いただき、ありがとうございます。
子どもたちは、3年間に及ぶマスク着用の生活に慣れ、はずしたがらない子もいます。
本人の気持ちを尊重しつつ、マスクをつけることのメリットとデメリット、またマスクをはずすことで得られるコミュケーションの大切さについても 、 ご家庭でお話していただきたいと思います。
教職員のみなさまへ
この3年間は、感染症対策で 大変な ご 苦労があったことと思います。 ご尽力いただき、ありがとうございます。
「コロナ前」にもどすべき取組、 継続すべきよりよい取組、それぞれを精選して、今後の教育活動の推進をお願いいたします。
また、新型コロナウイルス 感染症 に関わる、マスクやワクチンに対する考え方など、それぞれの意思を尊重し、それに対する差別や偏見などが起きないよう、今後も子どもたちへの指導をよろしくお願いします。
堺市教育委員会 教育長 粟井 明彦