2/21(火) 注意1秒 けが一生
- 公開日
- 2023/03/08
- 更新日
- 2023/03/08
校長室
今日は,「注意1秒 けが一生」という標語について話をしました。
なぜこの標語の話をしたかというと,私自身が堺市に来る前,広島でひじを骨折したからです。正しい使い方をせず,一人だけで脚立で作業していたということが原因でした。正しい使い方をしていれば,あるいは下で誰かが支えていてくれれば脚立から落ちてけがをしなかったと思います。
あれからもう2年たつのですが,つい先日,学校で階段から落ちてけがをしそうになりました。理由は,よそ見をしていたからです。委員会活動の取り組みを紹介するポスターが廊下に貼ってあるのを見て,いい取り組みだなと感心して,思わず歩きながら見てしまいました。階段があるのはわかっていましたが,つい立ち止まらずに歩きながら見てしまったので,廊下と思っていた所が階段で,足を踏み外して落ちそうになってしまいました。もし落ちていたら,頭から落ちていたので,おそらく大けがをしていたと思います。今回ポスターを作った委員会の皆さんには何も悪いことはなく,私自身がよそ見をして歩いてしまったのが悪かったのですが,まさに注意を1秒しなかったばっかりに,一生かかるようなけがをしていたかもしれません,という話をしました。
その後,廊下を走っている子どもたちや,ポケットに手を入れたまま歩いている子どもたちを見かけるので,そのことについて「注意1秒,けが一生」になりかねないことを伝えました。改めて,けがをしてから後悔するのでは遅いので,廊下を走ったりポケットに手を入れたりすることだけでなく,道路で飛び出したり,あるいは危険な遊びをしたりしないようにということもあわせて伝えました。私自身,飛び出して車にひかれたことがあり,そのことも含めて気を付けていこうという話でまとめました。