10/18(火) 神様が見てくれているとは…
- 公開日
- 2022/10/21
- 更新日
- 2022/10/21
校長室
先日のTV朝礼では,誰も見ていなくてもごみ拾いを続けていた中学生の話をしました。
内容は,広島市の中学生が,道路のごみが川に入り,それが流されて魚が食べ,魚が死んでしまうという話を聞いて,毎朝ごみ拾いをしながら登校していたそうです。すると,元広島カープで大リーグでも活躍した黒田投手がそれを見ていて,彼が通っている学校に話を持って行き,自分のサイン色紙とサインボールをプレゼントしたという話です。
子どもたちには,皆さんは小学生なので,登下校中にゴミ拾いは危ないですし,時間の問題もあるので勧めることはできませんが,と前置きした上で,次のような話をしました。善い行いをすることは難しいですし,人に褒められたり認められたりすることも少ないですが,頑張っていることはきっと誰かが見てくれています。例えば,八下西小学校でも,トイレのスリッパを揃えてくれている男子を見かけて,すごく嬉しかったです。また,困っている人やみんなのためにと思っていろいろなことをしてくれている人が,まだたくさんいるということも伝えました。
さらに,担任の先生もきっと気が付いてくれていると思うし,もし気が付かないことがあっても,友だちが見てくれています。あるいは,地域の人が見てくれているかもしれません。そして万一誰も見てなかったとしても,きっと神様が見てくれています。これは自分自身が見ていると言い換えてもいいかもしれませんね,という話をしました。
校長先生も,いつも自分自身が納得できるような行動ができるといいなと思っています,という話でまとめました。