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こどもの発達と造形活動 つくって遊べるおもちゃ作り

 11月9日(火)、オンラインにて、幼児教育研修を開催しました。同志社女子大学の竹井史教授にご指導いただき、こどもの絵の世界や用具(はさみ)の扱いをふまえた手作りおもちゃの事例をたくさん教えていただきました。
 お話の冒頭には、「表現」はすべてのこどもの感性を豊かにするためであり、こどもは日常生活において、体験したり触れたりしながら対象への興味を働かせ、知識を得たり本質を知ったりするとして、「感性と知性は連動する」とのお話をいただきました。
 保育者は、こどもが描き、表現する背景にどんな世界が広がっているのかを知り、こどもの表現したい世界に対してどのような援助や環境づくりができるかが大切であるとご教示いただきました。
 おもちゃ作りでは、はさみを使った造形活動として、思わず笑いが起きるようなアイデアをご紹介いただき、参加者からも「こどもが活動したことが喜びのある意味のあることにつながる具体例を教えていただき、造形表現における保育のイメージを広げることができた」との感想がありました。
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よりよい保育のための幼児理解

 10月15日(金)、オンラインにて、幼児教育研修を開催しました。常磐会短期大学のト田真一郎教授にご指導いただき、人権教育・支援教育の観点を踏まえた幼児理解とクラス集団づくりについて、事例を交えながら、ご講義いただきました。「クラス集団は育てるもの」とのお話があり、一人ひとりが安心して過ごす生活を基盤にした集団づくりについて、学ぶことができました。
 また、クラス集団づくりとカリキュラムマネジメントの視点から、指導計画の作成にあたって留意するポイントとして、「子どもの現実を捉えた保育課題の明確化」→「ねらいの明確化」→「活動計画」→「保育者の関わりの検討」といったプロセスを大事にすることで、保育や援助の効果が高まるとご示唆いただきました。参加者からは、「幼児理解を基本とする保育者の援助において、子どもの姿をより深く理解する視点をもつことができた」「教えていただいた視点を学級運営に活かしたい」との感想がありました。
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第2回幼児教育実践交流セミナー

 10月28日(木)堺市教育センターにて、「令和3年度 第2回幼児教育実践交流セミナー」を開催しました。今回は、各園から持ち寄った事例について、グループごとに検討や分析を行い、実践に役立つ事例集の作成に向けて、「どうすれば保育で大切にしたいポイントをわかりやすく伝えることができるか」など、意見交流を行いました。どのグループも活発な意見交流がなされ、改善策が提案されました。全体交流では、どんな話合いが進んだのか意見を出し合うことで、事例集作成にあたって留意したい視点が増え、次回の事例検討、分析につながる交流報告となりました。
 第2回の指導助言として、常磐会短期大学の中村妙子准教授より、メンターとしての評価につながる講評や若手保育者が育つための心構えとして傾聴することの大切さなどを教えてもらい、自らの資質・能力を高めるためのお話をしていただきました。
 第3回は、事例集の完成に向けて取り組みます。
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第73回堺市学校理科展覧会 堺星空館展示について

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 令和3年度 第73回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物13,107点が出品されました。出品作品の中から優れた作品45点を優秀賞とし、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。
 出品作品の中から、特に天文分野に優れている3作品は、ソフィア・堺2階堺星空館に一年間展示されています。プラネタリウムを観覧する際は、是非ご覧ください。

第3回堺サイエンスクラブを実施しました

令和3年10月16日(土)堺市立堺高等学校において、第3回活動として、科学体験に参加しました。

参加者を3グループに分け、金属加工、ロボット体験、プログラミング体験をしました。金属加工では、銅板を亜鉛メッキした後合金(黄銅)をつくり、赤褐色の銅が銀色、金色と変化する様子を観察しました。ロボット体験では、堺高等学校で材料から手作りされて作製した様々なロボットの迫力のある動きを見たり、実際にロボットに触れたりしました。プログラミング体験では、調べた地点を一定時間ごとに地図上で移動するというプログラミングをしました。
初めてのことで戸惑うこともありましたが、堺高等学校の生徒の皆さんや先生方から丁寧なご指導をいただき、全員が科学体験を成功させ、科学への興味関心を高めることができました。また、初めて集合して活動しましたが、他のサイエンスクラブ生とも協力して楽しく活動を終えることができました。

このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。

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第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<産経新聞社賞>

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<産経新聞社賞>…環境に関する作品の中で最も優れたもの
「『まぼろし色』のチョウって知ってますか?私、見たいんです!一緒に見てみませんか?」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立八下中学校 3年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)絵本を読んだことをきっかけに、モンシロチョウにはまぼろし色のチョウがいるらしいと知りました。私も実際に見てみたいと思い、工夫をしてまぼろし色のチョウを見ることができました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<朝日新聞社賞>

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<朝日新聞社賞>…最も創意工夫に富み独創的な作品
「西洋朝顔を人工授粉させ、変化朝顔の『出物』を作る 花粉管の伸びる様子を顕微鏡で観察する」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立赤坂台中学校 1年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)セイヨウアサガオを人工授粉させ、変化朝顔の「出物(変化が激しいが種子が取れないタイプ)」をつくりました。花粉管の伸びる様子や朝顔の開花と明暗についても調べ、考察しました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<読売新聞社賞>

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<読売新聞社賞>…研究物の中で最も優れたもの
「国立競技場の座席配色からわかる視覚効果について−東京オリンピックの開会式を見て−」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立東百舌鳥中学校 1年生生徒作品

(作品についての説明用紙より引用)東京オリンピックの開会式を見て、無観客の競技場の座席にぎっしりと観客が入っているように見えたことに驚き、座席の配色による視覚効果がもたらす錯覚が及ぼす影響について調べました。色数、明度、彩度、トーンの比率と配置の違いなど、様々な条件下での見え方について検証し、錯覚という現象と視覚から認知に至る仕組みについて考察しました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<毎日新聞社賞>

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<毎日新聞社賞>…製作物の中で最も優れたもの
「ほしいものが自動で出てくるマイクロビットふで箱」(大阪府生徒児童発明くふう展推薦作品)
堺市立野田小学校 4年生児童作品

(作品についての説明用紙より引用)ほしいものだけを、スイッチをおしてとりだせるふで箱です。プログラミングでマイクロビットをそうさし、モーターなどを動かせることを知り、身近なものをプログラミングで便利にしようと思いました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<大阪府立大学長賞>

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<大阪府立大学長賞>…将来の研究に最も期待を抱かせる作品
「てぃっしゅもとどおりだいさくせん!!」
堺市立浅香山小学校 1年生児童作品

(作品についての説明用紙より引用)せんたくしてしまったてぃっしゅが、どうしたらもとにもどるのかをしらべました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<堺市教育委員会賞>

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<堺市教育委員会賞>…食品衛生に関する作品の中で最も優れたもの
「さわれるひょう本づくりにちょうせん グリセリンちかんほう」(大阪府生徒児童発明くふう展推薦作品)
堺市立家原寺小学校 3年生児童作品

(作品についての説明用紙より引用)魚貝るいのひょう本を理科展のてんじで見たことがなかったので、グリセリンを使って作りました。アルコールしょりをしたものとしなかったものとでどんなちがいがあるかもくらべてみました。

第73回堺市学校理科展覧会 特別賞<堺科学教育振興会長賞>

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令和3年度 第73回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物13,107点が出品されました。出品作品の中から優れた作品45点を優秀賞とし、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。
特別賞を受賞した作品を紹介します。

<堺科学教育振興会長賞>…最も生活に密着し実用的な作品
「〜災害時の停電をなくせ!〜電線をつながなくても電気が使える研究 パート2」(大阪府学生科学賞推薦作品)
堺市立東三国丘小学校 6年生児童作品

(作品についての説明用紙より引用)昨年、スマートフォンの充電の仕組みから、電線を使わずに電気を飛ばして使うことができましたが、さらに遠くに大きな電気を飛ばすために、実験をしました。また、電線のないところに障害物があったらどうなるか、1つのコイルから複数のコイルに電気を送れるかなど、実際に使うことを考えて実験を行いました。

初任者・発展研修(2年次)子ども理解

令和3年10月7日(木)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、「初任者・発展研修(2年次)」を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、受付時の検温及び手指消毒や受講中の距離確保、常時換気など対策を講じています。
本研修は、小学校及び中学校、高等学校、支援学校の2年次教諭を対象に、児童生徒と共感的なコミュニケーションをとれるようになることや、児童生徒の発達に応じた適切な指導ができるようになることを目的としています。
受講者は、お互いに話を聴き合うワークショップ等を通して、教育現場における児童生徒との接し方について考えたり、発達障害についての専門的な知識を得ることで、困っている児童生徒への対応を具体的に考えたりしました。

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第73回堺市学校理科展覧会表彰式を開催しました

令和3年9月19日(日)、第73回堺市学校理科展覧会表彰式を実施しました。市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物13,107点が出品されました。
各学校から出品された作品は、学校で学んだ理科の内容をさらに深く追究したものから、日常生活の何気ない疑問から生まれた研究まで様々な分野にわたりました。また、製作物や生物標本も、大変長い時間をかけて丁寧に作られたものが多く出品されました。
なお、今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)での展示会の実施を取り止め、表彰式は一部オンラインという形で実施しました。
出品作品の中から45点を優秀賞とし、作品の紹介と、代表者に賞状とメダルを授与しました。さらに、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。また、優秀賞受賞者の中から3人に研究について発表をしてもらいました。
受賞した優秀賞作品は、今後教育センターホームページで公開する予定です。

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園内研修の充実にむけてのヒント〜園内研修を楽しもう!〜

 9月17日(金)、オンラインにて、幼児教育研修を開催しました。奈良教育大学の横山真貴子教授にご指導をいただき、自園の園内研修について交流しながら、園内研修の充実にむけた具体的な事例を学びました。「同僚性を高めることがより効果をもたらす」とお話があり、そのための心構えや保育カンファレンスの進め方、ファシリテーションを行う際の留意点、職員配置の活かし方などを学びました。
 グループセッションでは、「園内研修は、時間の確保が課題であることも多いが、どう工夫しているかも聞けて良かった」「様々な思いや考えを出し合い、理解し合える園内研修にしたい」「研修で学んだことを取り入れて、職員同士がチームになって園内研修に取り組んできたい」などの感想がありました。
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