第13回「堺サイエンスクラブ」を実施しました。
- 公開日
- 2024/12/27
- 更新日
- 2024/12/27
市民科学講座
令和6年12月14日(土)に、大阪公立大学工業高等専門学校(寝屋川市)において、第13回堺サイエンスクラブを実施しました。未来の博士育成ラボラトリー生の中学生・高校生と一緒に、2つのテーマに分かれて、それぞれ実験等に取り組みました。
「ロボット&プログラミングに挑戦しよう!」のテーマでは、scratchを用いたプログラミングによるロボットアームの制御などに挑戦しました。ブロックを持ち上げて、指定した別の地点に置くという作業を、試行錯誤を重ねながら取り組んでいました。また、人の動きをカメラで認識して操作するゲームのプログラムを改良したり、地面に描かれた線に沿って走行する「ライントレース・カー」のプログラムを完成させたり、光電池で動くバッタ型のロボットを作成したりと、とても多くの体験ができました。
「1日研究者を体験!未来に残すきれいな水製造装置をつくろう」のテーマでは、水の浄化フィルターの製作に取り組みました。9つのチームに分かれ、さまざまな材料を組み合わせたフィルターで泥水の浄化に取り組み、浄化水の透明度を競い合いました。透明度の記録が更新されるたびに、どよめきや歓声が起こるなど、どのチームも真剣に試行錯誤を重ねていました。
普段なかなか接することができない高等専門学校の世界を身近なものに感じることができました。
このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。