堺市教育センター

第12回「堺サイエンスクラブ」を大阪公立大学で実施しました。

公開日
2025/12/04
更新日
2025/12/04

市民科学講座

令和7年11月29日(土)に大阪公立大学中百舌鳥キャンパスにおいて、IRIS(大阪公立大学理系女子大学院生チーム)の2名によるワークショップがありました。

今回は、大阪公立大学が主催する「未来の博士育成ラボラトリー」の中学生や高校生と合同で参加し、2つのグループに分かれて、それぞれのワークショップを順番に体験しました。

「同じポーズできるかな?AIポーズ判定ゲームを作ろう!」では、様々な角度から撮影した「グー」「チョキ」「パー」のポーズ画像をPCに学習させることで、PCのカメラに映った画像が「グー」「チョキ」「パー」のどれなのかを識別できるようにしました。そして、認識結果を取得し、scratchを用いて、画面に表示するプログラムも作成しました。

「HR図を作ってみよう!」では、HR図(ヘルツシュプルング・ラッセル図)の作り方について学びました。まずは、関数電卓を使って、星の色指数や絶対等級を求めました。そして、算出した色指数や絶対等級をグラフにプロットし、HR図を作成しました。天文学ではこのような地道な作業も必要であることに気付くことができました。

最後に、IRISメンバーとの交流会がありました。大学院生として取り組んでいる研究内容や、大学院の魅力などについて知ることができ、普段はなかなか接することがない研究の世界について、身近に感じることができました。

このような活動を通じて研究の基礎を学び、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。

詳細は、大阪公立大学 未来の博士育成ラボラトリーHPに掲載されておりますので、ご覧ください。