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堺市教育センター

令和6年度 養護教諭研修

公開日
2024/09/19
更新日
2024/09/19

研修グループ

9月17日(火)に堺市立堺高校にて「令和6年度 養護教諭研修」が実施されました。三宝小学校の江里口 幸子 校長先生からO157堺市学童集団下痢症当時の状況をお話しいただきました。受講者の感想として「感染症による脅威は、避けられない。局所的に起こり、どの学校でも起こりうる。感染症の集団感染、感染拡大を防ぐためには養護教諭の専門性を生かした初期対応が何より重要である。そのためには日々の健康観察や感染症システムの把握が非常に大切で、家庭、部活や習い事など学校外での広がりの情報収集も欠かせない。学校安全の要としてすぐに気付ける目を養い、何か危険予測できるときは管理職に危機感を伝え、チーム学校として協力して対応することが求められる。本日の研修のように、
O157や新型インフルエンザ、新型コロナウイルスなど過去の感染症による経験を風化させないように継承していくことの重要性を感じることができた。」「O157や新型コロナウイルスを学校現場で経験していないので、実際に経験した先生方の話を聞ける貴重な時間となりました。10年に一度大きな感染症が起こると言われているのはとても怖い事ですが、あと4,5年後になにか起こるかもしれないと覚悟しながらそれまでに養護教諭同士情報を共有しあうことが大切だなと改めて感じました。」などがありました。