令和7年5月24日（土）堺市教育文化センター（ソフィア・堺）において、第１回堺サイエンスクラブを実施しました。はじめに、オリエンテーションを行い、その後、元大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎 教諭の岡本先生を講師に迎えて、自由研究テーマの選び方についての講義と科学体験を行いました。

まず、オリエンテーションでは、堺サイエンスクラブの目的とラボノートの書き方や観察実験レポートの書き方について説明をしました。

次に、岡本先生から「科学とは何か？」や「波」について演習を交えながら、自由研究のテーマの選び方について、講義をしていただきました。自然現象の映像とコンピュータグラフィックスでつくられた映像を見比べながら、本物と偽物を見分けられるようになるためにも科学的リテラシーを身につけることが大切であることを学びました。

そして、グループで、「スパゲッティは何本に折れるのか」という科学体験をしました。折れた本数をグラフにまとめて、その傾向を調べました。この科学体験は、イグノーベル賞を受賞した研究の一部で、日常生活の中にも素晴らしい研究の種が隠れているということを知ることができました。

サイエンスクラブ生の様子から、自由研究への意欲が少しずつ湧いてきているように感じました。それぞれのテーマ選びに役立ててほしいと思います。

このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。