堺市立百舌鳥支援学校

「いいものみつけ! 〜つかってハッピー〜」

公開日
2023/06/16
更新日
2023/06/16

支援部

 「いいものみっけ!〜つかってハッピー〜」というテーマで教材教具やその工夫などについて紹介します。

 今回は、低学年の 【給食時の学習】 について紹介します。
低学年は、楽しい給食時もルールやマナーを身につける大切な学習の場のひとつとして大切にしています。
給食前に「手を洗う」→「エプロン、マスク、ぼうし(三角巾)をつける」→「給食を取りに行く時のマナー確認をする」などの一連の流れで給食指導をしています。

特に、エプロン、ぼうし(三角巾)、マスクをつけるというルールは、1年生からの積み重ねになるので、力をいれて指導しています。わかりやすく児童に伝える手立てとして、視覚支援で示しています。 
出発前には <おやくそく>として、1.みんなで いく 2.ならんで あるく 3← のうえを あるく ルール を確認してから、 先生や友だちと手をつないでまとまって歩いて給食場へ給食を取りにいっています。

おかわり時には、おかわりカードを使用して、自分の要求を伝える練習をしています。たとえば、 1先生を呼ぶ 2カードを見ながら「おかわりください」と言う 3おかわりしたい食器とおかわりカードを手渡すなどのやりとりをしています。 また、絵カードを使用している児童もいれば、文字カードを使っておかわりを伝える練習をしている児童もいます。児童の実態に合わせて様々なカードを作成して使い分けるように工夫をしています。


これからも、給食時は学習の場として、たくさんの工夫を重ねて、大切に指導していこうと考えています。