堺市立百舌鳥支援学校

いいものみっけ★ 〜つかってハッピー2023〜  NO.1

公開日
2023/05/08
更新日
2023/05/08

支援部

 今年度も支援部のホームページは、「いいものみっけ!〜つかってハッピー〜」というテーマで教材教具やその工夫などについて紹介します。

 今回は、小学部1年生の 【しゃぼん玉の学習】 について紹介します。
1年生は、楽しい活動に取り組みながら、ルールを守ることや活動の見通しをもって取り組むことなどを学んでいます。
しゃぼん玉の活動は、1.すわってまつ 2.こうたいする 3.しゃぼんだまをつくる の3つのルールを守って取り組みました。
活動の中でルールを守るために、様々な形で工夫をしています。その工夫を紹介します。
【1. 座ってまつ】では、立つ人はクラスで一人だけにし、その人は決められた場所〈ケンステップ〉というリングの上に立ちます。ケンステップには、矢印が付いており、向く方向も示すことができます。
【2. 交代する】では、≪しゃぼんだま≫の音楽を流し、その音楽が終わると担当者が笛を吹いて終わりを示します。音楽を流すことで見通しをもって活動に取り組んだり、待ったりすることができます。また、終わりがわかりやすくスムーズに交代することができました。
【3. しゃぼんだまをつくる】では、児童の実態に合わせて取り組めるように、大きく腕を振って作るものや小さく振っても作れるもの、ボタンを押すと自動で作れるものなど様々なものを用意しました。また、傘立てにお皿を置いて、しゃぼん玉の液を用意することで簡単には倒れない工夫も見られました。

授業の中に小さな工夫をすることで、児童が主体的に動いたり、集中して活動に取り組めたりすることができます。そして、それらは、安心して過ごせることにもつながります。
子どもたちの楽しい!やりたい!という気持ちをたくさん引き出していきたいですね。