堺市立百舌鳥支援学校

いいものみっけ★ 〜 つかってハッピー 〜  NO.4

公開日
2022/12/06
更新日
2022/12/04

支援部

 今回は、低学年部で使っている“朝の準備の手順書”を紹介します。
 本校では、登校後、朝の準備の時間に持って来た荷物の整理や校内着への着替えなどに取り組んでいます。その時に、自立に向けて一人で準備ができるように手順書を使っています。
 手順書を使うことで、何をすればいいのか、あとどれくらいあるのか、などを自分で見て判断することができます。手順書には、様々な種類があり、児童の実態に合わせて、写真、イラスト、文字、音声などを使って手順書を作っています。さらに、手順書を使いこなせるようになることで、机上学習や活動の予定の見通しや自ら実行する力が養うと考えられます。
 低学年のうちに、身の回りの整理の方法や自分で最後までやりきるという経験を身につけて、次のステップに進んでいってほしいです。

写真1
めくり型の手順書です。一つ準備をしたら、1枚めくります。今すべきことだけに注目できることがいいところです。
写真2
壁に手順カードを貼りつけ、一つ準備が終わるごとに、カードを外して、おしまいボックスに入れます。
すべきこと全体を見ることができ、次のすべきことも確認しながら準備できるのがいいところです。
写真3
終わったら花丸が現れる手順書です。準備したものの横に、終わりの印として花丸がつきます。
一つ終わるごとに花丸がつき褒められている気がして嬉しいところがいいところです。
写真4
タブレットを使った手順書です。音声を入れられたり、最後までやり切ったら、プレゼントが出てきて、毎日プレゼントをためていけることがいいところです。