1枚めの写真の生徒は武士は「怒」、町人は「楽」と書き、隣にその理由を書き込んでいます。
集まって発表する時間には、
・参勤交代を緩めてもらったから、武士たちは「楽」だったはずだ
・目安箱が設置され小石川療養所が建てられたので、町人たちも「楽」だと感じたのでは
・収める年貢の量が取れ高にかかわらず一定となり、不作の年でも例年と同量を納めなければならなくなった百姓は「哀」しい
などという意見があり、このクラスは総じて百姓にとってはありがたくない政策だったと評価したようです。
先生からは、異なる立場から政策の是非を点検できたこと、そして同じ武士でも大名と下級武士では立場が異なることを考えることができたことをほめてもらいました。