今日の一言 11月22日 働き方改革 11 働き方=生き方
- 公開日
- 2023/11/22
- 更新日
- 2023/11/20
校長雑感 一隅を照らす
これまで書いてきたドイツでの人と人との関係の在り方(あくまで私の個人的な体験・捉え方)を、良いとか悪いとか言っているのではありません。
日本(東洋?)とは何やら違う部分があるらしい。
ドイツの社会では、ドイツのこのような人同士や事実関係の捉え方の中で物事が成り立っているという見方ができるかもしれない・・・と。
・個人の価値基準と公での価値基準の線引きがはっきりしている。
・個人の領域を明確にしようとしている。
(物・目に見える部分でも
心・目に見えない部分でも)
・「食べていくための仕事(職業)」と
「生きていくための糧(生甲斐)」は
一致しない
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〇夜20時に閉店の花屋さんの店先からは19時30分前から花がなくなり始めます。
〇朝7時から開店するスーパーの掃除が、7時10分に始まります。
〇ストライキで電車や飛行機が遅れてもお客さんは怒りません。一時間遅れて着いた駅で、電車の遅延証明書をもらうために更に一時間待ってから職場に行っても職場の誰も怒りません。
〇休暇に行って、休暇先で病気になったら、休暇先で病気欠勤に切り替えます。 休暇から戻ってから、休暇先で病気のため取れなかった休暇を取りなおします。
〇病気で休んだ後、出勤してきても同僚に「迷惑をかけた」「ごめんなさい」などとは決して言わない。
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生きているということは、どういうことなのか?
働いていないときは何をしていたいのか?
何のために、誰のために働くのか?
働かなくなったら生甲斐は無くなるのか?
働き方は、生き方とイコールなのでしょうか・・・・
(つづく)