堺市立三国丘中学校

第77回 卒業証書授与式 校長 式辞

公開日
2026/03/18
更新日
2026/03/18

学校行事

感動・・・・・

三年前の春,三中の入学式, ここ正心館で 私がこんな問いかけをしたことを覚えていますか?小学校を卒業したばかりのかわいらしい君たちでしたね。ちょっとあの時に戻ってみますか?

答えのある問いに、答える訓練はたくさんして来たことでしょう。でも「答えのない問い」は、どうでしょう。

〇もし明日 世界の終わりがくるなら 

〇もし透明人間になれたら 君たちは いったい 何をしますか?

誰のために,何のために,なぜ・・・・・

こんな問いを持ったことがありますか?

自分自身と向き合う このような究極な問いかけに対峙して欲しいと思います。

続けて こんなことも 言いました。

「考える」ことを続けてほしい。難しいからと言って「考える」ことをやめないでほしい。

誰か知らない人が,言っていることを信じて、簡単に「考える」ことをやめないでください。

三国丘中学校の3年間では「答えのない問い」を自ら立て、その回答を探し続ける、そんな挑戦をして欲しいと願っています。そうすることで君たちの学ぶ力、学びへ向かう力、生きる力は飛躍的に伸びる!

そう確信しています。

 さあ,この3年間どうでしたか?勉強もいっぱいしましたね。他にも,防災という教育を通して「命」を学ぶ=校外学習や修学旅行。様々なプロジェクトに挑戦した生徒会活動。PTAの皆さんにもたくさんお手伝いいただいたフェニーチェでの合唱コンクールや体育大会。そうして部活動。

感謝・・・・・

続けて,こうも言いました。

今、この段上から,期待と希望とやる気に満ちた 真っ直ぐな視線, 熱量を感じています。

その熱いエネルギーの中に見えてくるものがあります。

それは、これまで君たちを育み、教え導いて下さった保護者の皆様、先生方、地域の皆様への「感謝」の想いです。実際にお世話になった方だけではなく、目に見えないところで支えてくださっている人たちにも「お陰様で」と言える「感謝」の気持ちを 君たちは既に持っているのではないかと想像させてくれます。

今この入学式で皆さんが見せてくれている立派な態度に、この三国丘中学校で、そして この(正しい心の宿る学舎)正心館と名付けられた講堂で 君たちを迎入れることができる喜びと誇らしさを 三国丘中学校の校長として、感じています。

今日,あらためて繰り返させてください!

今、この段上から,期待と希望とやる気に満ちた 真っ直ぐな視線, 熱量を感じています。

その熱いエネルギーの中にはっきりと見えてくるものがあります。

それは、これまで君たちを育み、教え導いて下さった保護者の皆様,地域の皆様,教職員の皆さんへの「感謝」の想いです。実際にお世話になった方だけではなく、目に見えないところで支えてくださっている人たちにも「お陰様で」と言える「感謝」の気持ちを 君たちは既に持っていることを私は確信しています。

今この卒業式で皆さんが見せてくれている立派な態度に、この三国丘中学校から、そして この(正しい心の宿る学舎)正心館と名付けられた講堂から 君たちを送り出すことことができる喜びと誇らしさを 校長として、また教職員一同 感じています。

一隅を照らす・・・・

卒業生の皆さん,保護者の皆様!ご卒業おめでとうございます。

私たちはなぜ生まれてきたのでしょうか?なぜ生きているのでしょうか?

 その答えは,無数にあるのかもしれませんが,私は,こう考えています。

それは,誰かを助け,誰かに助けられるため。誰かを愛し,誰かに愛されるため。世の中の一隅を照らす人になるため。

皆さんのこれからの未来が,怒りや恐れや悲しみから解放され,美しさや喜び,感謝の想いにあふれていることを心から願います。

特に「感謝」の想いは,大きな力を持っていると思います。挑戦をするときや辛い思いや厳しい状況に追い込まれたときには「感謝」を思い出してください。日々「感謝」とともに在ってください。

卒業生の皆さん! 3年間,本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

*****

最後に,詩を紹介させてください。


さようならをいうまえに 宮澤章二

    (詩集”行為の意味”より ごま書房新社)

遠い北の空を目ざして

渡り鳥が いっせいに飛び立つ季節

鳥たちのつぶらなひとみに

胸の底から湧き上がる思いが光る


〈さようなら〉を いうまえに

〈ありがとう〉と 呼びかけよう


確かに 鳥たちの鳴き交わす声には

冬の幾日かを仮寝した場所への感謝が

あたたかく清らかにこめられている


私たちの旅立ちも 同じだ

安らぎをあたえてくれた窓に

よろこびを恵んでくれた庭に

〈ありがとう〉の声を のこそう

〈さようなら・・・・・〉を いうまえに

*****

最後に皆様へお願いです。この開場中を感謝の想いでいっぱいにしていただけますでしょうか。そして,卒業生におめでとうと・・・

大きな盛大な拍手に気持ちを込めて・・・・・・!!!!

ありがとうございました。