七月に入りました。１年のちょうど半分です。
ついこの間、「あけましておめでとう」と言っていたような気がするのですが、早いものです。
7月にみなさんに特に気を付けてもらいたいことは、二つです。それは、熱中症と交通安全です。
今朝も朝から気温が上がり真夏日になる予定です。体調には十分注意しましょう。
交通安全については7月の今週は安全週間ということもあり、警察官の人も校門で見守りをしてくれていました。詳しくは後で生徒指導の先生よりお話があります。

さて今日のおはなしは、ＨＰでも紹介しましたが、先日実施された「まなびタイム」でのお話をしたいと思います。
そこでは「まなびの学習園でとれた野菜を持って帰るのに、どうすればみんなが気持ちよく持って帰れるか」について全員で話し合いを行っていました。
収穫される野菜の数はいろいろですし、大きさも違いますね。さてこんな時にどうするか、みなさんならどうしますか？一緒に考えてみましょう。

「まなびタイム」では次のような意見が出ました。
先ずは「じゃんけんする」という意見が出ました。これはうらみっこなしでいい考えかも知れませんね。他に出た意見として「半分にする」がありました。これは見方を変える新しいアイデアで感心しました。他に出たのが「ゆずりあう」でした。素晴らしい心がけですよね。聞いている皆さんもうなずいていますね。素晴らしい考えだと思います。
でも校長委先生がさらに素敵だなと思った考えがありました。それは「あきらめてあげる」です。

美原西小学校は、「いじめのない学校」をめざしています。「いじめのない学校」とは、「だれひとり嫌な思いをしないで過ごすこと」ができている状態です。
学校目標に掲げた「元気・チャレンジ・思いやり」の「思いやり」はそのためです。
「思いやり」とは、「優しくする」をさらに一歩踏み込んで、相手の立場で考える意味が含まれています。相手の気持ちになる、そのためには時には自分の気持ちを抑えることも必要です。「あきらめてあげる」はまさにその気持ちです。決して簡単なことではありません。
そんな「思いやり」の気持ちが本当にたくさん学校に根付いていることがとっても嬉しくなりました。