令和7年9月24日(水)不審者対応訓練
- 公開日
- 2025/09/25
- 更新日
- 2025/09/25
校長先生より
今日は不審者対応訓練がありました。安全指導の先生からは,「まるでお休みの学校のように,だれの声も聞こえなかったです」とほめてもらいました。また,かつてあったお話も紹介しました。「今から20年以上前、ある小学校で、とても悲しい事件がありました。学校に入ってきた人が、子どもたちを傷つけてしまったのです。たくさんの友だちがけがをして、命を落とした子もいました。この事件をきっかけに、日本中の学校では「子どもたちをどうやって守るか」を考え直しました。そこで大事だとわかったことがいくつかあります。ひとつ目は、学校の安全をしっかり守ること。門を閉めたり、来た人を先生が確認したりするのは、そのためです。ふたつ目は、練習をしておくこと。不審な人が入ってきたときに、どうやって逃げるかを練習するのは、いざというときにみんなの命を守るためなんです。みっつ目は、心も大切にすること。こわいことがあったら、心がしんどくなることもあります。そんなときは一人で抱えずに、大人に話していいんです。そして、いちばん大事なのは、命の大切さです。みんなの命は、一人ひとりにとってかけがえのない大切なものです。友だちも同じように大切です。だから、困っている友だちを助けたり、思いやったりすることがとても大事なんです。この悲しい事件を、私たちは忘れてはいけません。」
「命は大事」「友だちを大切に」──この気持ちを、これからもずっと持ち続けてほしいと思います。