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堺市立八下西小学校

10/1(水) 反応すること

公開日
2024/12/06
更新日
2024/12/06

校長室

今回は,「反応」について次のような話をしました。

今日は「反応」することの大切さについてお話します。反応って,低学年の人にはちょっと難しいかもしれませんが,簡単に言うと「返事」をすることです。声をかけてくれたり,何かをしてくれたりした人に対して,「はい。」や「ありがとう。」などと言うことと言いかえてもいいかもしれません。
校長先生は毎日,いろいろなクラスの授業を見せてもらっていますが,担任の先生が「○○さん。」と名前を呼んだ時に「はいっ。」と返事をしている姿を見ると,かっこいいなと思います。返事というのは,自分の名前を呼んだ人に対して,「わかりました。聞こえました。」という確認のメッセージになります。これは,相手を大切にすることにもつながります。例えば,誰かが「○○さん,遊ぼう。」と誘ったときに「うん。」や「いいよ。」,あるいは忙しい時などは「ごめん,今はちょっと…。」などと言ってくれるといいのですが,何も返事がないと心配になるよね。返事でなくても,こんな風に手で合図してくれるだけでも安心できると思います。実はこのような合図も,反応の一つです。
ということで,先生がみんなに当てる時に「○○さん」と言われたら,「○○さんの意見が聞きたいな。」ということなので,「はい。」ときちんと返事をしてから「〜です。」「〜だと思います。」と答えると,先生たちも嬉しくなります。先生たちの思いにきちんと答えようとしてくれているのが伝わるからです。さらに,返事をしてから意見を発表することで,クラスの他の人に,今から意見を言うから聞いてね,というタイミングを作ることもできると思います。
他にも,例えば職員室に入る時に「失礼します。何年何組の○○です。体育館の鍵を取りに来ました。」など,きちんと名前と用事を言って入ってくる人,すばらしいですが,校長先生は職員室に座っていれば「はい,どうぞ。」「お願いします。」などと必ず返事をするようにしています。何も反応がないと,入っていいかどうか分からないからみんな困るよね。相手のことを考えると,きちんと反応,この場合だと返事ですが,することが,相手のことを大切にすることにつながると思います。

校長先生は,八下西小学校のみなさん全員が,相手のことを大切にできる人になってほしいなと願っています。そのための第一歩として,まずは返事を含めてしっかり反応することを頑張りましょう。