11月1日(月) 本日の献立紅茶の日の話
- 公開日
- 2021/11/01
- 更新日
- 2021/11/01
給食
本日の献立は,ミニパン,揚げパン,ミルク,春雨スープ,豚肉とキャベツのうまだれ炒めの5品です。
船が遭難し,アリューシャン列島に漂着,ラッコ猟のため上陸したロシア人に助けられ,伊勢の国(現在の三重県)の船主大黒屋光太夫一行は,ロシア政府の命令によりモスクワに召され,ウラジオストックからモスクワまでの長い旅をすることになりました。その後,光太夫を日本に帰すかどうかの審議に時間がかかり,帰国までロシアに10年間滞在することになりました。
帰国の許可を得るまでの長い間に少しずつ有名になり,貴族のお茶会にもたびたび招かれるようになりました。やがて,光太夫のことは女帝エカテリーナ2世にも伝わり,1791年の11月1日には女帝に謁見し,茶会にも招かれたとされています。
大黒屋光太夫が日本人として初めて外国での正式の茶会で紅茶を飲んだ日として,11月1日を紅茶の日として1983年に定められました。