青少年赤十字
- 公開日
- 2025/01/27
- 更新日
- 2025/01/27
校長室
1月25日(土)に「堺市青少年赤十字のつどい」が行われ英彰小学校の児童会役員さんたちも参加してくれました。今年で3年連続の参加となります。他の学校の人たちとの交流を楽しみに、緊張しながらもわくわくした気持ちで参加してくれたのではないでしょうか。
「赤十字」は、スイス人のアンリー・デュナンという人が、戦争で負傷した人を敵味方の区別なく手当てするためにつくった組織です。ちなみに赤十字のマークは、アンリー・デュナンの祖国スイスの国旗(赤地に白十字)の配色を逆にした白地に赤十字です。現在では赤十字社は、病気で困っている人のために献血事業をしたり、外国の人たちと助け合う国際活動をしたり、災害があれば被災地の支援をしたりしています。昨年の能登半島地震の被災地でも支援活動を行っています。
「青少年赤十字」は、昔ヨーロッパで第一次世界大戦が起こった時に、アメリカやカナダ、オーストラリアの子どもたちが自分たちでなにかできないだろうかと考え、学校の先生と相談して、戦争で困っているヨーロッパの子どもたちのために、自分たちの書いた作文や絵を、そして学用品などを買うためのお金を集めて赤十字社に送りました。それがヨーロッパの子どもたちに届けられて、とても喜ばれたそうです。この活動がきっかけとなり、赤十字社の中に青少年赤十字が作られることになったということです。
堺市では、全小学校が青少年赤十字に加盟していて、募金活動などに参加しています。本校でも2学期に行った募金の一部は、青少年赤十字に届けました。