６月は「環境月間」です。環境とは難しい言葉ですが、私たちの身の回りのすべてが環境といえます。大きな範囲では、私たち人類が住んでいるこの地球そのものが環境です。今、地球温暖化という大きな環境問題を抱えていますね。小さい範囲で見れば、この英彰小学校も環境です。学校という身近な環境をみんなが過ごしやすいように整えなければいけません。例えばトイレのスリッパをきれいに並べるということも環境を整えることになると思います。スリッパがそろっていると次に使う人が使いやすいですよね。今日は「はきものをそろえる」という詩を紹介します。藤本幸邦（ふじもとこうほう）さんというお寺の住職さんが作った詩です。

　　「はきものをそろえる」

　はきものをそろえると心もそろう

　心がそろうと はきものもそろう

　ぬぐときにそろえておくと

　はくときに心がみだれない

　だれかがみだしておいたら

　だまってそろえておいてあげよう

　そうすればきっと

　世界中の人の心もそろうでしょう

　トイレのスリッパだけではなく玄関の靴箱にも一人一人が靴をぬいだ時にきちんとかかとをそろえて入れておきましょう。はきものがそろっていると見た目にも気持ちがいいですよね。そういう細かいところに気が付く人が増えると地球の環境も整うことでしょう。