時を守り 場を清め 礼を正す
- 公開日
- 2025/06/16
- 更新日
- 2025/06/16
校長室
私は毎朝校門で登校してくる皆さんにあいさつをしています。ほとんどの人があいさつをかえしてくれたり、自分から元気にあいさつをしてくれたりします。でも、たまにあいさつをしないで門を入っていく人がいます。もしかすると何か考え事をしていたのかもしれないし、友だちとのおしゃべりに夢中になってあいさつを忘れている人もいるかもしれませんね。単純にあいさつをしてくれたらうれしいし、あいさつをしてもらえなかったらさみしいし、少し悲しい気持ちにもなります。私はあいさつって単なる言葉のやりとりだけではなく、心のふれあいだと思っています。人間関係を築くためにもあいさつはとても大切なものなので、先生だけではなく近所の人や友だちにも元気よくあいさつしてほしいです。声を出すのが苦手な人は、会釈をするだけでもいいと思います。
先々週、身の回りを整えようという話、先週は、時間を守りましょうという話、そして今日は、あいさつの話をしました。「時を守り、場を清め、礼を正す」という言葉があります。時間を守ること、掃除や整理整頓をすること、そしてあいさつをすること。この3つは、昔から基本的な生活習慣として日本の学校では大事にされてきたことです。これは、どんな時代になっても、人間社会ではいつでも大切なことだと私は思っています。
先週、修学旅行がありました。6年生の人たちは、集合時間を守り、宿泊したホテルの部屋をきれいにし、遊園地の人やホテルの人、バスの運転手さんにきちんとあいさつができていました。皆さんも、6年生の人たちのように基本的な生活習慣を当たり前にできるようになってくださいね。