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教育相談実践研修(第1回)を実施しました
令和6年9月13日(金)、ソフィア・堺で、「教育相談実践研修(第1回)」を実施しました。子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に行う、5回連続講座の研修です。講師は、教育相談グループ 公認心理師 藤田佑理子 相談員が担当します。
第1回目は、「オリエンテーション・教育相談技法の基礎」をテーマに、リソースとエゴグラムからみる自己理解や、教育相談の考え方、教育相談の基本的な技法について、演習を交えながら行いました。 受講者からは「ペーシングやコンプリメント等、普段意識せずにしていることを改めて認識できました。今後は意図的に活用していきたいです。」「ペアの演習があることで、対話練習ができてよかったです。」等の感想がありました。 社会性と情動の学習(SEL)研修を実施しました
令和6年8月23日(金)、ソフィア・堺で、人間関係構築の能力を、意図的かつ計画的に育てるための手だてとして、社会性と情動の学習(SEL)の実施方法や指導法について実践的・具体的に学ぶことを目的に「社会性と情動の学習(SEL)研修」を実施しました。
当日は、福岡教育大学教職大学院 山田洋平准教授をお迎えして、学校現場で社会性を意図的・計画的に育成する意義や、行動実行までの過程と感情機能、そして、ワークも行いながら社会性と情動の学習の指導について学ぶことができました。 受講者からは「自分の気持ちがわからないからコントロールできないと聞いて、本当にそうだなと思いました。感情のラベリングと、その手がかりの見つけ方を教えてあげること、2学期から実践していきたいです。」「攻撃的な行動をとる人は、相手の気持ちは理解はできるが、心は痛まないというお話が心に残りました。被害児童の気持ちを丁寧に伝える指導をしてきましたが、それだけでは不足だとわかりました。ロールプレイングなどの活動を通し、相手の気持ちを理解するだけでなく、共感できる児童の育成に取り組みたいと思います。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(学校における教育相談)を実施しました
令和6年8月20日(火)、ソフィア・堺で、子どもや保護者との信頼関係を深めるための学校教育相談について、基本的な技能や実践方法の習得を図ることを目的に「学校教育相談研修(学校における教育相談)」を実施しました。
当日は、常磐会学園大学 佐谷力教授をお迎えして、聴き方の基本や様々な相談を受けた時の対応方法などについて教えていただき、ロールプレイを通して理解を深めました。 受講者からは「実践を交えた研修によりすごくためになりました。良い例、悪い例など取り上げてどこがいけないかなど自分たちで考え、意見を交わす場もありとても有意義な研修となりました。」「教育相談はサッカーではなく野球のようにという言葉が印象的でした。保護者の方の困りごとをまず聞いて、それからこちらの思いを伝えるようにしたいと改めて思いました。子どものためにという目標は同じなので、ちぐはぐにならずに協力していきたいです。」等の感想がありました。 ポジティブ行動支援(PBS)研修を実施しました
令和6年8月20日(火)、ソフィア・堺で、学校園や学級において児童生徒の望ましい行動を育てるポジティブ行動支援について、基本的な考え方や実践方法を学ぶことを目的に「ポジティブ行動支援(PBS)研修」を実施しました。
当日は、近畿大学 大対香奈子准教授をお迎えして、問題行動を理解するためのメカニズムやポジティブ行動支援の基本的な考え方と具体的な手立てについて教えていただきました。 受講者からは「普段子どもたちと関わっていて、問題行動が起こった時にどうしても叱っていたが、子どもにとって叱ることが正の強化ではないことに気づくことができたので、今日の研修を受けて本当に良い学習となりました。」「ポジティブ行動支援という言葉を初めて知りました。意思が弱いや自己管理能力が低いなど、個人攻撃の罠に陥らず、事実に目をむけ、そもそもの環境設定を見直すこと問題を解決していこうという考えは、まったくその通りだと思い、目から鱗の気持ちで聞かせていただきました。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(発達などについて)を実施しました
令和6年8月6日(火)、ソフィア・堺で、発達などの子どもの抱える諸課題について理解を深め、適切な支援方法を学ぶことを目的に「学校教育相談研修(発達などについて)」を実施しました。
当日は、関西福祉科学大学 加藤美朗教授をお迎えして、発達障害の概要をはじめ、ABA(応用行動分析)を基本とした支援計画や実践方法について教えていただきました。 受講者からは「子どもの問題行動について考える時、直前のきっかけと結果事象をセットで考えることが大切だということを教えていただき、2学期から、しっかり意識してみていこうと思いました。」「日々の教育活動の中では、経験値で判断し対応していることが多く、うまくいかないことは相手や環境に起因しているように考えがちになっているように思います。このような研修に参加することで、自分自身や所属する組織を客観的に振り返り、課題が分かり、また、知識や技能をアップデートする機会となります。」等の感想がありました。 危機対応研修を実施しました
令和6年8月5日(月)、堺市産業振興センターで、子どもの自殺予防についての知見を深めるとともに、自殺予防のための校内体制のあり方や万が一の際の適切な対応について学ぶことを目的に「危機対応研修」を実施しました。
当日は、九州産業大学・窪田由紀先生をお迎えして、学校における自殺予防としてすべきことやできること、児童生徒の自傷行為に気付いたときの対応についてお話いただき、ロールプレイも交えながら理解を深めることができました。 受講者からは「精神的にしんどくなってしまう生徒に対して「甘えだ」と言うことや、本当にしんどいときはSOSを出せないことなど、多くの教員が知っておくべきことを話してくださり、自分も認識を改めて持ち直すことができた。」「相談できる力、というワードがとても印象的でした。自分には力があるという、一つの大きな一歩が相談する前からあるんだという勇気づけ方があるのかとハッと目からうろこでした。こういう視点が大事なのだと気づかされました。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(依存について)を実施しました
令和6年7月30日(火)、堺市産業振興センターで、スマートフォンやゲームなどへの依存について理解を深め、適切な支援方法を学ぶことを目的に「学校教育相談研修(依存について)」を実施しました。
当日は、関西医科大学・医師・池田俊一郎先生をお迎えして、依存についての基礎知識をはじめ、子どもたちの身近な依存症とそのような子どもを取り巻く環境、子どもから出されるSOSの受け止め方、そのための日頃の関わりなどについてお話いただきました。 受講者からは「ゲームなどの依存のお話だけでなくSOSの出し方講座も聞けて、苦手な子が思い浮かぶのでぜひ伝えたいと思いました。」「子どものSOSの受け止めには、日ごろのかかわりが重要と先生が最初の方にお話ししてくださって、ドキッとしました。保護者の次に私たちが子どもと近い距離で接しているので、気づける大人の一人になりたいなと思いました。子どもの行動パターンの深層を知っているのと知らないのとは、大きく違ってくると思います。子どもが相談してきたときの、返し方や距離の持ち方は、普段でも気をつけていきたいです。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(不登校について)を実施しました
令和6年7月30日(火)、ソフィア・堺で、不登校などの子どもの抱える諸課題について理解を深め、適切な支援方法について学ぶことを目的に「学校教育相談研修(不登校について)」を実施しました。
当日は、公認心理師・久保幾史先生をお迎えして、不登校児童生徒の現状や不登校対応の変化、そのような中で何を大切に不登校対応にあたるのか、ということについて教えていただきました。 受講者からは「不登校と一言で言っても、子どもたちが抱えている問題は多岐に渡っているんだと感じました。『焦らない』で『こころのエネルギー』を貯めて、まずは、家庭内自立ができるようにサポートすることの大事さを感じました。」「不登校について理解が深まりました。見捨てていないという意識や家庭訪問の重要性などとても勉強になりました。」「家庭訪問のポイントも参考になりました。半年後に不登校になりそうな子のサインを見落とさないように心配りをしていきたいと思いました。」等の感想がありました。 関係機関連携研修を実施しました
令和6年7月29日(月)、ソフィア・堺で、学校園が他機関と連携しながら問題解決を図る際の、より効果的な連携の進め方について学ぶことを目的に「関係機関連携研修」を実施しました。
当日は、精神保健福祉士・中山美和先生にお迎えして、堺市内の様々な関係機関の紹介や学校園との連携におけるSSWの役割についてなど、テーブルトークを取り入れながら教えていただきました。 受講者からは「スクールソーシャルワーカーさんとの連携の仕方や、スクールソーシャルワーカーさんと保護者とのつながり方などが分かり、とてもよかったです。教員だけでは子どもや保護者に対してのサポートができない時など、外部機関とつながるとよいことが分かりました。」「子ども相談所と子育て支援課の違いなど、ぼんやりとしか理解していなかったものがわかりました。まずは校内での方向性、目的をもつことが大切だとわかりました。」等の感想がありました。 子ども理解研修を実施しました
令和6年7月26日(金)、ソフィア・堺で、子どもへの理解を深め、学校園や学級のような集団において取り組むことができる適切な支援方法について学ぶことを目的に「子ども理解研修」を実施しました。
当日は、兵庫教育大学大学院・秋光恵子教授を講師にお迎えして、ひとり一人の子どもを集団の中でどう支援し、すべての子どもに居場所のある学級づくりをどう進めていくのかについてご講義いただきました。 受講者からは「今一度、自身の児童観等を見直し、児童の適応感を支え、居場所とな る学級づくりに取り組んでいきたいと思いました。」「子どもに対して、多面的な見方を することが大切だと改めて気づかされました。」「日頃大切にしている関わりが研究結果 で立証されていると知ってより納得できました。」等の感想がありました。 |
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