最新更新日:2024/12/10 | |
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中学校理科スキルアップ研修「生物探究」
令和6年5月17日(金)、堺市教育センターにおいて、中学校理科スキルアップ研修「生物探究(タンパク質の3D構造と新薬開発)」を実施しました。
最初に、大阪公立大学学大学院 理学研究科の准教授 恩田真紀先生より、タンパク質の構造やX線結晶構造解析について教えていただきました。 また、タンパク質の構造が壊れると、その機能を失ってしまうという性質を確かめるために、GFP(緑色蛍光タンパク質)や消化酵素を使った実験を行いました。 最後に、PCソフトを使った新型コロナ経口治療薬の開発手法について理解しました。 受講者からは「タンパク質の高次構造ソフトを教えていただいたので、画像・映像を生徒に見せて興味・関心をもたせたいです。」「タンパク質のつくりや変性など興味深く聞くことができました。中学生にどのように教えれば良いか工夫してみようと思います。」などの感想がありました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修3年「チョウを育てよう・こん虫のかんさつ」
令和6年5月9日(木)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材 研修3年「チョウを育てよう・こん虫のかんさつ」を実施しました。
研修では、まず、チョウや昆虫等、3年生の1年間で学習する「生命」領域の内容について観察のポイント等について学びました。次に、「堺自然ふれあいの森」のスタッフから、チョウの生態や飼育について学びました。また、「堺自然ふれあいの森」で体験できる、環境教育プログラムについても学びました。 受講者からは、「チョウのオス・メスの区別、種類、育て方など、大変役立つ知識を得ることができました。」「以前の学習ではうまくできなかったので、子どもたちに飼育の達成感を味わわせたいなと思いました。」といった感想がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 令和6年度「堺サイエンスクラブ」会員募集!(6年生)
理科大好きな堺の小学校6年生を募集します。
5月から年間約15回にわたり、科学に関わる様々な取組を行います。 理科が好きな堺の小学生が集い、観察・実験に取り組み、自由研究活動の進め方について共に学び高めあい、発表会を行います。また、科学についての講演会や、科学イベントに参加し、様々なフィールドでたくさんの「学び」「発見」を体験します。 教育センターで実施する観察・実験はもとより、大阪公立大学等での科学実験や見学会への参加などを体験することで、観察・実験の技能だけでなく科学的思考力や科学に取り組む姿勢などを高めます。 活動は主に土曜日や夏休みです。 この取組は、大阪公立大学が実施する「未来の博士育成ラボラトリー」とも連携しています。 サイエンスクラブの活動内容を説明した動画をオンデマンド配信しています。入会を検討される方はご覧ください。 堺サイエンスクラブについての詳細はこちらをクリックしてください。 説明動画は、こちらをクリックしてください。 申込は、「堺市電子申請システム」から申し込めます。(申込期間:4/8(月)〜4/22(月)) 小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」
令和6年4月10日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」を実施しました。
研修では、まず小学校学習指導要領解説から「子ども主体の問題解決活動」の重要性について確認しました。 次に、導入において、児童が単元全体にかかわる問題意識をどのようにしてもつのかについて考えました。今年度から教科書が改訂され、キャンドルランタンが導入の主教材になっています。キャンドルランタンのろうそくを燃やすことから、ものが燃えることと空気との関係に着目した考えをつくり出す取り組みを紹介しました。 そして、「ものが燃えることと、空気の入れ替わりや空気の通り道にどんな関係があるのだろうか。」「空気の成分の中で、ものを燃やすはたらきのある気体は何だろうか。」「燃焼前と燃焼後の空気の成分は変わるのだろうか。」という子どもの問題を解決するための検証実験を行いました。また、火気を扱う危険な活動や実験が多いので、その際の注意点について実験をしながら考えました。 受講者からは、「今までの導入と違い、次の実験とのつながりがよく分からず、困っていましたが、ランタンを使用する導入の仕方が分かって良かったです。」「実際に実験器具を使って全体の予備実験ができたので、すごく勉強になりました。単元の流れも分かりやすかったです。」「とても、参考になりました。明日からの理科の授業、初めてのことでドキドキしていました。特に問題解決が大切だということを授業に生かしたいです。」などの感想がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
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