最新更新日:2024/12/10 | |
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教育相談事例研修
11月27日(月)ソフィア・堺で、「配慮の必要な子どもや保護者に対する支援を考える」と題して、堺市立第1もず園と第2もず園の児童発達支援管理責任者 中西加奈子氏、西留幸子氏にご講話いただきました。
児童発達センターの活動をお話しいただいたり、子どもの行動の背景を想像し、よりよい支援のあり方を考えるワークに取り組んだり、参加者による交流がありました。 参加者からは、「子どもの行動を読み取ることの大切さを振り返ることができた。」「行動一つ一つの理由を聞いたり、背景から考えたりしながら、子どもたちが安心して過ごせるよう言葉かけやかかわりなどを考えていきたい。」「子どもの『わかる』『できた』の経験の積み重ねを大切にし、保護者の方々と共有していきたい。」「児童発達支援センターの役割を知り、どのように繋がっていけばよいのかを確認することができた。」「グループ交流も参考になった。」等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(4)
11月14日(火)堺市立三国丘幼稚園
■研究テーマ 「幼児の人とかかわる力をはぐくむには」 〜幼児の主体性をはぐくむ環境づくりを通して〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 常磐会短期大学 ト田 真一郎教授 3・4・5歳児全てのクラスで保育を公開しました。各年齢に応じた環境のなかで、クラスごとに子どもたちが自分のやりたい遊びに遊び込む様子が見られました。討議会では、子どもたちの主体的に活動する姿や、その中で友達を模倣したり協力したりする姿を振り返り、教師の支援や保育の中で大切にしたいことについて話し合いました。ト田教授からは、幼児の人とかかわる力を育むには自己肯定感が大切であり、その土台をもとに他者への尊敬が生まれ、話す力・聞く力を持つ子どもへと育つとお話があり、小学校への接続にもつながる協同的学びを実現するためにも、遊びの面白さがどのような流れで発展していくのかを考えることが重要であるなどのご示唆をいただきました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(3)
10月25日(水)堺市立白鷺幼稚園
■研究テーマ 学びに向かう力の土台を育む 〜遊びこむ経験を重ねる中で〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 神戸大学 北野 幸子 教授 全てのクラスで保育を公開しました。先生や友達と一緒にお店屋さんごっこや、どんぐりなどの秋の自然物を使った遊びを楽しむ様子が見られました。討議会では、子どもたちにどのような学びの姿があったか、学びに向かう力の土台になる姿が見られたかについて話し合いました。北野教授からは、経験の積み重ねが学びの土台となることや、その前提として、情緒の安定、安心、居心地の良さがないと学べないことなど多くのご示唆をいただきました。 参加者からは、 ・各年齢に合わせた言葉がけ、保育の仕方がわかり、明日からの保育に活かそうと思う。 ・他園の先生方と情報を共有し子ども達や園について、保育のあり方等の話ができてとても良かった。 ・子どもが自然物を使いながら熱中して遊ぶ姿や学びとる力をみて自園の保育に活かしたいと思った。 ・「育ってほしい子どものイメージ」をもつ教師ほど子どもの学びをサポートできることを学んだ。 等の感想がありました。 11月2日 幼児教育研修
11月2日(木)ソフィア・堺で、「トキメキ、ヒラメキ・イメージ、気づき・発見・できた!が生まれる保育環境づくり〜自園の特色を活かして〜」と題し、大阪総合保育大学教授 瀧川光治氏からご講話いただきました。多くの資料を基にしながらのお話で、参加者同士での交流もありました。
参加者からは、「子どもたちのトキメキや発見には、保育者の環境づくりや仕掛けづくりがいかに大切であるかということがよく分かり、日頃の保育でも活用していきたいと思った。」「魅力的な環境づくりについて、月齢に合わせて壁面も使い準備したり、廃材を用いて常に制作ができるコーナーを用意したりと取り入れたいことがたくさんあった。」「保育環境づくりに活かせそうな具体的な内容をたくさん学び、参加者同士話し合ったので実践していきたい。」等の感想がありました。 幼児教育実践交流セミナー(第2回)
令和5年10月26日(木)、幼児教育実践交流セミナー(第2回)を開催しました。
はじめに、5月〜7月に行われた施設間交流の様子の報告と、情報交換を行いました。写真等も使いながら実際に参加できなかった方々にもわかりやすく研修内容が紹介され、公開保育体験談も語られました。それから、今後の施設間交流について担当指導主事から説明し、各グループでの情報交換も行いました。 最後に、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「園で取り組む人材育成〜ミドルリーダーの役割を考える〜」と題して、講話がありました。 参加者からは、「園内研修をすることで、保育の質の向上につながり、園の雰囲気も良くなり、子どもにとって良い環境がうまれる。子どもが主体的になる保育をすすめていける環境をしっかりつくっていきたい。」「園内研修は、短い時間でも少しずつ学べる職場環境をつくっていくことが大切だと感じた。」「グループ交流では、色々な業務はあるけれど「子どものために」という意見に原点に戻る思いがした。」「中村先生のご講話からは、時代や子どもを取り巻く生活の変化に柔軟に応じながら、保育の中で大切にしたいことを職員集団で工夫しながら探っていくことが大切ということを学んだ。」などの感想がありました。 第2回幼保小合同研修会
第2回幼保小合同研修会は、9月1・5・7日の3日に分けて、区別で実施しました。
初めに担当指導主事から、架け橋期のカリキュラムについて幼児教育と小学校の事例を交えながら説明しました。その後、近隣の幼児教育施設と小学校で構成したグループで、「秋の自然物とのかかわり」を話題に、幼児期・児童期の活動や育まれる力について考え、交流しました。また、5歳児の年間指導計画や小学校のスタートカリキュラムを持ち寄り気づきを話し合ったり、各グループの今後の具体的な交流について話し合ったりしました。 参加者からは、「あえて声をかけずに子どもの反応を待つことも大切だと学んだ。」「4月を振り返って、子どもたちが活躍できる場、自信をもってできる場をもっと多く作れたらよかったと思った。」「小学校の先生方に、幼児教育の中身を知っていただけたこと、具体的な交流案について話ができたことがよかった。」「小学校のスタートカリキュラムを拝見して、子どもが安心して小学校生活を過ごせるように工夫されているのがわかった。」などの感想がありました。 幼児の運動能力を高める運動遊び研修会
8月9日(水曜)、堺市と関西大学との地域連携事業の一環として、関西大学堺キャンパスにて研修会を開催しました。
前半は、関西大学人間健康学部の涌井忠昭教授からの講義を通して、幼児の運動機能の発達と運動のあり方について学びました。後半は大阪国際大学短期大学部幼児保育学科の玉井久実代准教授による実技研修で幼児の運動能力を高める運動遊びの具体例について学ぶことができました。 参加者からは、「幼児期には、いろいろな動きを身につけることが大切と学んだ。幼児期に習得しておきたい36の基本的な動きを意識して教育・保育を計画していきたいと思う。」「簡単な動きも歌やリズムに合わせることで楽しく遊びになることが分かったので、保育に取り入れたい。」「普段の遊びや生活の中でいかに自ら楽しんで運動できる環境が整えられているかが大切だと学んだ。」「ジャンケン遊びやパラバルーン、様々なおいかけっこ遊びなど、ルールを変えながら楽しく遊ぶ事が出来る事を知った。すぐに実践したいと思った。」等の感想がありました。 幼児教育研修
8月3日(木)ソフィア・堺で、大阪市特別支援専門家チームの森田安徳先生をお迎えして、「幼児のコミュニケーションについての理解と支援−特別支援教育の視点から−」と題して、ご講話いただきました。ミニワークなども交えながら、保育者が知っておくと役に立つスキルの一つとしてのインリアル法や具体的な日々の実践にいかすためのお話などがありました。
参加者からは、「ミラリング・モニタリング・パラレルトーク・セルフトーク・リフレクティングなどの具体的な例題を元に説明して頂けたので、園で職員とも共有し、実践に取り組んでいきたい。」「今、悩んでいることに適切なアドバイスとなり、貴重な研修の機会になった。コミック会話も、年長児クラスで活用していきたい。」「教えていただいた内容で、実際に子どもの真似をしたり、子どもの感情を言葉にしたりしてあげると、いつもより子どもが関わろうとしてくれる姿があったので、取り入れて良かったと思った。」などの感想が聞かれ、実り多い研修になりました。 教育相談事例研修(第1回)
7月6日(木曜)、教育センター企画相談課の藤田佑理子臨床心理士・公認心理師を講師に、「教育相談の基本姿勢と考え方について」お話しいただきました。相談の際の基本姿勢や子どもを見るポイント、伝え方の工夫等についての研修を行いました。実際にペアになったり4〜5人のグループになったりして、実習をしながら理解を深めていきました。
参加者からは、「ペーシング(合わせる)、リソース(資源)に気づき、コンプリメント(ほめる・ねぎらう)する練習を実際にすることが出来て貴重な時間になった。」「気になる子どもへの配慮など難しく感じていた課題を、他園の先生方の経験談を聞くことで学べた。」「問題を解決する為のリソースを日常の保育の中で、たくさん見つけておくことを今後も意識していきたい。」等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(2)
6月29日(木)堺市立みはら大地幼稚園
■研究テーマ 「つながり」「響きあう」環境構成のあり方 〜3・4・5歳児の発達を見通して〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 常磐会短期大学 中村 妙子 准教授 お天気に恵まれ、3・4・5歳児の全てのクラスで保育を公開しました。各クラスでの自発活動や設定保育から発展して、クラスの枠を離れ、異年齢で自分のしたい遊びに向かう子どもたちの様子が見られました。討議会では、環境構成と異年齢のかかわりについて、交流を深めました。中村准教授からは、子どもの遊びに耳を傾けて遊びを広げたりつないだりしていく大切さなどお話しいただきました。 参加者からは、 ・子どもたちが「〜やってみたい!」と思うことを実現するためにどんな援助ができるかについて、教師間で知恵を出し合うことの大切さを改めて感じた。 ・のびのびとした保育環境のもと主体性を発揮する園児の姿が見られた。本園でも異年齢交流をしているので参考にしたいと思った。 ・新たな視点で見ることができ、とても有意義だった。全く違う園の環境をみることはとても良い刺激になっている。 等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(1)
6月9日(金)堺市立津久野幼稚園
■研究テーマ 「やってみよう!」心動かし主体的に活動する子どもを めざして 〜幼児理解と環境づくり〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 大阪大谷大学 奥薗 みどり 特任教授 雨上がりのお天気の中、ダム作りや転がし遊び、ジュース屋さんごっこ、虫探しなど、どの子も思いをもって遊びこんでいる姿がみられました。多様な校園種の先生方が参加した討議会では、「園庭の環境を全てまねることはできないが、工夫次第で遊びが広がることが分かった」「環境構成や子どもの自発性の大切さを感じた」など活発に意見が出されました。また、奥薗先生からは、一人の子どもを多様な立場からみつめることで、主観がだんだんと客観になってくることが「幼児理解」につながることなどをお話しいただきました。 参加者からは、 ・幼児の思いに寄り添って、継続した読み取りをもとに環境構成し、教師の支援の大切さや工夫を具体的に学ぶことができた。 ・様々な校園種の方の意見や考えを聞けたことで自身の考えも広がり、他施設の実態も知ることができた。 ・討議のなかで、各遊び場所での準備物や場の設定が遊びにどうつながっているのか話し合えてわかりやすかった。 等の感想がありました。 幼児教育研修
5月15日(月)、ソフィア・堺で、大阪大谷大学特任教授 奥薗みどり氏をお迎えして、管理職や主任等を対象とした「カリキュラム・マネジメントと園における評価の推進」の研修を行いました。
園運営を考えるための2つの演習を各グループで行い、活発な意見交流が行われました。そして、その後、全体交流しながら研修を進めていきました。 参加者からは、「ワークを通して自園の良さを再確認したり、他園の話を聞くことで改めて自園の課題に気づけたりした。 また園内研修の考え方等を学ぶ機会にもなり、進め方の勉強にもなった。 学んだことを職員研修でアウトプットして園全体の学びにしていきたい。」「涵養という言葉が心に残った。じわじわと染み込むような組織づくりを行えるようにしたい。」「管理職として、一人ひとりの職員が自分の持ち味を発揮し、風通しの良い働きやすい魅力的な職場で保育や業務ができるように生かしていきたい。」等の感想がありました。 幼児教育実践交流セミナー(第1回)
令和5年5月11日(木)、幼児教育実践交流セミナー(第1回)を開催しました。
はじめに、常磐会短期大学いずみがおか幼稚園の保育見学を振り返り、参加された先生方からの感想をいただきました。その後、持ち寄った園内研修計画をもとにグループで情報交換を行いました。「今回聞いた内容を自分の園でもやってみたい。」「研修内容を見直し、もっと全職員が参加できる園内研修を実践していきたい。」など、他園のアイデアから、自園の研修のコーディネートに生かせるような新しい視点の交流が進みました。 最後に、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「ちょこっと公開保育を広げよう」「その園らしさをそこなわずにありのままの研修スタイルを」「保育の可視化とカリキュラムマネジメント」とセミナー生にミッションをいただきました。 参加者からは、「ドキュメンテーションは、自園では無理だと勝手に感じていたが、掲示場所を変えれば保護者の方等の目に留まるのではないかと考えを改める機会になった。」「園内研修を実施する際の悩みを伝えあうことで、意見をいただき参考になることが多くあった。」「各園で目標としている人材育成という部分に関して、アプローチの違いが園それぞれあり、大変参考になった。」などの感想がありました。 |
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