最新更新日:2024/10/04 | |
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幼児の運動能力を高める運動遊び研修会
8月9日(水曜)、堺市と関西大学との地域連携事業の一環として、関西大学堺キャンパスにて研修会を開催しました。
前半は、関西大学人間健康学部の涌井忠昭教授からの講義を通して、幼児の運動機能の発達と運動のあり方について学びました。後半は大阪国際大学短期大学部幼児保育学科の玉井久実代准教授による実技研修で幼児の運動能力を高める運動遊びの具体例について学ぶことができました。 参加者からは、「幼児期には、いろいろな動きを身につけることが大切と学んだ。幼児期に習得しておきたい36の基本的な動きを意識して教育・保育を計画していきたいと思う。」「簡単な動きも歌やリズムに合わせることで楽しく遊びになることが分かったので、保育に取り入れたい。」「普段の遊びや生活の中でいかに自ら楽しんで運動できる環境が整えられているかが大切だと学んだ。」「ジャンケン遊びやパラバルーン、様々なおいかけっこ遊びなど、ルールを変えながら楽しく遊ぶ事が出来る事を知った。すぐに実践したいと思った。」等の感想がありました。 幼児教育研修
8月3日(木)ソフィア・堺で、大阪市特別支援専門家チームの森田安徳先生をお迎えして、「幼児のコミュニケーションについての理解と支援−特別支援教育の視点から−」と題して、ご講話いただきました。ミニワークなども交えながら、保育者が知っておくと役に立つスキルの一つとしてのインリアル法や具体的な日々の実践にいかすためのお話などがありました。
参加者からは、「ミラリング・モニタリング・パラレルトーク・セルフトーク・リフレクティングなどの具体的な例題を元に説明して頂けたので、園で職員とも共有し、実践に取り組んでいきたい。」「今、悩んでいることに適切なアドバイスとなり、貴重な研修の機会になった。コミック会話も、年長児クラスで活用していきたい。」「教えていただいた内容で、実際に子どもの真似をしたり、子どもの感情を言葉にしたりしてあげると、いつもより子どもが関わろうとしてくれる姿があったので、取り入れて良かったと思った。」などの感想が聞かれ、実り多い研修になりました。 教育相談事例研修(第1回)
7月6日(木曜)、教育センター企画相談課の藤田佑理子臨床心理士・公認心理師を講師に、「教育相談の基本姿勢と考え方について」お話しいただきました。相談の際の基本姿勢や子どもを見るポイント、伝え方の工夫等についての研修を行いました。実際にペアになったり4〜5人のグループになったりして、実習をしながら理解を深めていきました。
参加者からは、「ペーシング(合わせる)、リソース(資源)に気づき、コンプリメント(ほめる・ねぎらう)する練習を実際にすることが出来て貴重な時間になった。」「気になる子どもへの配慮など難しく感じていた課題を、他園の先生方の経験談を聞くことで学べた。」「問題を解決する為のリソースを日常の保育の中で、たくさん見つけておくことを今後も意識していきたい。」等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(2)
6月29日(木)堺市立みはら大地幼稚園
■研究テーマ 「つながり」「響きあう」環境構成のあり方 〜3・4・5歳児の発達を見通して〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 常磐会短期大学 中村 妙子 准教授 お天気に恵まれ、3・4・5歳児の全てのクラスで保育を公開しました。各クラスでの自発活動や設定保育から発展して、クラスの枠を離れ、異年齢で自分のしたい遊びに向かう子どもたちの様子が見られました。討議会では、環境構成と異年齢のかかわりについて、交流を深めました。中村准教授からは、子どもの遊びに耳を傾けて遊びを広げたりつないだりしていく大切さなどお話しいただきました。 参加者からは、 ・子どもたちが「〜やってみたい!」と思うことを実現するためにどんな援助ができるかについて、教師間で知恵を出し合うことの大切さを改めて感じた。 ・のびのびとした保育環境のもと主体性を発揮する園児の姿が見られた。本園でも異年齢交流をしているので参考にしたいと思った。 ・新たな視点で見ることができ、とても有意義だった。全く違う園の環境をみることはとても良い刺激になっている。 等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(1)
6月9日(金)堺市立津久野幼稚園
■研究テーマ 「やってみよう!」心動かし主体的に活動する子どもを めざして 〜幼児理解と環境づくり〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 大阪大谷大学 奥薗 みどり 特任教授 雨上がりのお天気の中、ダム作りや転がし遊び、ジュース屋さんごっこ、虫探しなど、どの子も思いをもって遊びこんでいる姿がみられました。多様な校園種の先生方が参加した討議会では、「園庭の環境を全てまねることはできないが、工夫次第で遊びが広がることが分かった」「環境構成や子どもの自発性の大切さを感じた」など活発に意見が出されました。また、奥薗先生からは、一人の子どもを多様な立場からみつめることで、主観がだんだんと客観になってくることが「幼児理解」につながることなどをお話しいただきました。 参加者からは、 ・幼児の思いに寄り添って、継続した読み取りをもとに環境構成し、教師の支援の大切さや工夫を具体的に学ぶことができた。 ・様々な校園種の方の意見や考えを聞けたことで自身の考えも広がり、他施設の実態も知ることができた。 ・討議のなかで、各遊び場所での準備物や場の設定が遊びにどうつながっているのか話し合えてわかりやすかった。 等の感想がありました。 幼児教育研修
5月15日(月)、ソフィア・堺で、大阪大谷大学特任教授 奥薗みどり氏をお迎えして、管理職や主任等を対象とした「カリキュラム・マネジメントと園における評価の推進」の研修を行いました。
園運営を考えるための2つの演習を各グループで行い、活発な意見交流が行われました。そして、その後、全体交流しながら研修を進めていきました。 参加者からは、「ワークを通して自園の良さを再確認したり、他園の話を聞くことで改めて自園の課題に気づけたりした。 また園内研修の考え方等を学ぶ機会にもなり、進め方の勉強にもなった。 学んだことを職員研修でアウトプットして園全体の学びにしていきたい。」「涵養という言葉が心に残った。じわじわと染み込むような組織づくりを行えるようにしたい。」「管理職として、一人ひとりの職員が自分の持ち味を発揮し、風通しの良い働きやすい魅力的な職場で保育や業務ができるように生かしていきたい。」等の感想がありました。 幼児教育実践交流セミナー(第1回)
令和5年5月11日(木)、幼児教育実践交流セミナー(第1回)を開催しました。
はじめに、常磐会短期大学いずみがおか幼稚園の保育見学を振り返り、参加された先生方からの感想をいただきました。その後、持ち寄った園内研修計画をもとにグループで情報交換を行いました。「今回聞いた内容を自分の園でもやってみたい。」「研修内容を見直し、もっと全職員が参加できる園内研修を実践していきたい。」など、他園のアイデアから、自園の研修のコーディネートに生かせるような新しい視点の交流が進みました。 最後に、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「ちょこっと公開保育を広げよう」「その園らしさをそこなわずにありのままの研修スタイルを」「保育の可視化とカリキュラムマネジメント」とセミナー生にミッションをいただきました。 参加者からは、「ドキュメンテーションは、自園では無理だと勝手に感じていたが、掲示場所を変えれば保護者の方等の目に留まるのではないかと考えを改める機会になった。」「園内研修を実施する際の悩みを伝えあうことで、意見をいただき参考になることが多くあった。」「各園で目標としている人材育成という部分に関して、アプローチの違いが園それぞれあり、大変参考になった。」などの感想がありました。 |
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